クロストレーニングとは?
クロストレーニングとは?
読み:くろすとれーにんぐ
クロストレーニングとは、リッツ・カールトン関連の書籍で度々取り上げられる仕組みのひとつです。このクロストレーニングは、自分の部署とは違う部署へ、一定期間異動して違う部署のスタッフとして一定期間、仕事を学びます。
異動した先の部署からもスタッフが派遣され、お互いの部署のスタッフを交換して、一定期間、他部署の仕事をする仕組みです。
クロストレーニングの対象となるのは、自分の部署で仕事が出来て、後輩にも仕事を教えることができる中堅クラスのスタッフです。
クロストレーニングの目的は、いくつかあります。
1つ目の目的は、自分たちの部署に、新しく導入したいシステムや仕事を違う部署が持っている場合にクロストレーニングを実施します。
2つ目の目的は、部署間のコミュニケーションです。
つまり、部署どうしで仲良くなるためです。
部署間どうしのコミュニケーションが円滑だと、リッツ・カールトンのもう一つの仕組みである『ラテラルサービス』ができるからです。