著者:友松はじめ
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今回ご紹介する本は『最高のサービスを実現するリーダーシップ リッツ・カールトンの流儀』です。

この本の著者はエドウィン・D・フラーさん。
マリオット・インターナショナルの海外ホテル展開を担当するインターナショナル・ロッジング・ディビジョンのプレジデント兼マネージングディレクター。

リッツ・カールトンは、マリオット・インターナショナル傘下のホテルです。
マリオット・インターナショナルは、世界的な一流ホテル『マリオット・ホテル』や『リッツ・カールトン』を世界展開するホテルチェーンの企業です。

マリオット・インターナショナル・ロッジングは、マリオットグループの海外展開を担う会社で、エドウィン・D・フラーさんは、この会社を率いているプレジデント。
まだ16軒しかなかったホテルが、エドウィン・D・フラーさんがこの会社に入って70カ国で400軒もの規模に成長させた一流のリーダー。

このエドウィン・D・フラーさんの一流のリーダーシップ、リーダーの流儀を学ぼうというのがこの本の目的です。

目次
序文  J.W. マリオット(マリオット・インターナショナル会長兼 CEO)
はじめに
Chapter01 机をほったらかしにする
Chapter02 真の価値を見抜く
Chapter03 相手を尊重して意欲を引き出す
Chapter04 信頼を得る
Chapter05 コミュニケーションの能力を磨く
Chapter06 先頭に立って指揮を執る
Chapter07 過去は今なお過ぎ去ってはいない
Chapter08 豊かなつながりを維持する
Chapter09 ザ・リッツ・カールトンを運営する
おわりに
謝辞
訳者あとがき

 

世界を飛び回る、超一流のリーダーの流儀

エドウィン・D・フラーさんのリーダーの流儀には次のようなポイントがありました。

  1. ビジネスの現場で豊かな人間関係を築いて維持していく
  2. 成功するリーダーについて。成功するリーダーは人と人とが尊重し合える状況を作り出す人
  3. ビジネスリーダーというだけでなくリーダーの本当の価値は、どれだけ信頼をえているかで決まる。
  4. リーダーはコミュニケーション力がないといけない。リーダーは自分の考えと態度を明確に伝える能力が必要。リーダーとしての服装や仕草についても考えなければならない
  5. リーダーがチームのメンバーに仕事を任せるときは、自分もその仕事をやりこなせる意志の力と能力があることを示す必要がある
  6. 他人の行動や考えに対して理解に苦しむことはある。でもそれを理解していく必要がある。世界を飛び回り異文化に触れてきたフラーさんだから分かることが書かれています
  7. 人間関係を作って育てていく能力はリーダーとして必須。人間関係を作ったり育てていくには自分のスケジュールを管理してパートナーに電話をしたり直接会いに行ったりすることが必要。だから自分の時間管理もできなければならない

後は、マリオット・グループの中にあるリッツ・カールトンについて書かれています。
リッツ・カールトンがどれだけレベルが高い超一流のホテルかが分かります。

 

まとめ

たった16軒のホテルから、たった20年間で、そのホテルの数を4,000軒までに増やした超一流のリーダー、エドウィン・D・フラーさん。この方のリーダー論はさぞかし凄いものなのだろうと思いました。

でも、結局読んでみると、『奉仕の精神』と『絆が第一』と言うあっさりしたものでした。

70カ国以上ということは、自分の国の常識では測れない考え方の人とも人間関係を作ってきたわけで、それはそれで、大変なことだったと思います。お互いの考え方が違いから、昔は戦争に発展したりということもあったわけですから。

文化や考え方が違う、それでもビジネスを発展させていかなければならないと考えたとき、『奉仕の精神』と『絆が第一』というのが、一番正解なのだろうと想像はつきました。
どこの国でも変わらないのは、人と人とのつながりですから。

しかし、『奉仕の精神』と『絆が第一』ということが分かっても、それを体現していくのは本当に大変な事だったろうと思います。私では、到底想像もつきません。
想像はつきませんが、この本を読むことによってエドウィン・D・フラーさんの超一流のリーダーシップのメソッドの一部を疑似体験することができます。

グローバルな活躍をする一流のリーダーの仕事が垣間見れる貴重な一冊です。
マリオット・グループとリッツ・カールトンの関係もおもしろいので、興味のある方は読んでみてください。

最高のサービスを実現するリーダーシップ リッツ・カールトンの流儀/エドウィン・D・フラー

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