著者:友松はじめ
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今回ご紹介する本は『絆が生まれる瞬間 ホスピタリティの舞台づくり』です。
この本は絆づくりがテーマです。

仕事で絆を作るには?
絆が生まれる瞬間とはどんな瞬間なのだろう?

そう思って読み始めましたが、冒頭のリッツ・カールトン・カパルアの結婚式のエピソードが、まさにこの本でいう絆が生まれる瞬間でした。

結婚式の当日に滞りなく全ての準備が終わっていたにも関わらず、あるトラブルが起きて、今日の結婚式があわや中止となるところで、スタッフたちがとった行動がすごかったです。
詳しくはこの本を読んでみてください。

 

目次
はじめに
第1章 感性を磨く人は必ず伸びる
第2章 ”声にされないニーズ”をキャッチする
第3章 お客様を幸せにする「内なる絆」
第4章 笑顔と挨拶は、心の扉を開くカギ
第5章 絆を生み出すブランドの力
第6章 絆は世代を超えて

 

絆を作る

この本『絆が生まれる瞬間』 は、書かれている内容全部、絆を作るためのヒントなのだということを読んでいる途中で気が付きました。

  • 高野さんが、別の著書でもよく書いている『心の筋肉』、つまり絆を作るために感性を磨くこと
  • お客様の声に出さないニーズをキャッチできるようになること
  • お客様を幸せにするためには、まずスタッフが幸せになること
  • 幸せになるために誇りを持って仕事ができるようになること
  • 心を通わせることができるようになるために、笑顔と挨拶を

そして、今言ったことが安心してできるような場所が必要です。
その場所は、リッツ・カールトンのように会社のみんなで作っていく。

この場所に、企業哲学があれば、お客様との絆が生まれる。
そして、ブランドが生まれ、そこからお客様との信頼が生まれる。

ブランドはお客様との約束。

そうやって、会社とスタッフで作り上げてきた企業文化や哲学は、受け継いでいかなければならないもので、それはそこで働く人たちの責任と使命。

そして、それが後に続く人たちとの絆。

 

まとめ

最初読んでいて、絆が生まれる瞬間がよく分かりませんでした。
感性を磨いたり、お客様のニーズをキャッチしたり、職場の人間関係を良くしたり、ブランドを作ったり。

そんなことをしていると、自分たちの会社に企業文化や哲学が生まれるそうです。
そして出来上がった文化や哲学は、ずっと受け継いで行かなければならないし、受け継いでいくこともまた、絆なのようです。

絆が生まれる仕事とはどんなものなのか?
お客様だけでなく、仕事に関わる全ての人たちとの関係を良くしたいと考えている人は是非この本を読んでみてください。

絆が生まれる瞬間ホスピタリティの舞台づくり/高野登(著)

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