著者:友松はじめ
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質問力―論理的に「考える」ためのトレーニング (日経ビジネス人文庫 (い5-2))
 
 

質問をすることで何が変わるのか?
 
これは、ズバリ、目的や課題が明確になるってことですね。
 
質問って、日常で気軽に使っていますよね?
ほんと、意識せずに。
 
本書を読んではじめて「そうかぁ~、そうなんだぁ~」と思ったことがあります。
 

質問には2種類ある

そうなんです。普通に使っている私たちの質問には2種類あったんです。
あまりにも無意識に使っていたので考えもしなかったよ。(汗)
 
では、2種類の質問とは何かというと
 
・学ぶ質問
・考える質問
 
の2つ。
言われてみると、そうだよねって感じですが。
 
学ぶ質問は、セミナーで講師に質問するのが学ぶ質問ですね。
我々の読書法では読む前に、読む本のゴールを設定するんですがこれも学ぶ質問と言えます。著者の経験や体験を学ぶことができますしね。
 
考える質問は、過去おこった事、未来におこるだろう問題にどうやって対処するか?
この方法を見つけ出すための質問が、考える質問なんですね。
 
考える質問を作るためには、目的や課題を決めることがまず重要とのこと。
それはそうですね、目的や課題が不明瞭だったら何を質問したらいいのかわかんないもん。
 
で、その考える質問の作り方として、
・なぜ、起きたのか?
・なぜ、起きるのか?
・なぜ、やるのか?
・なぜ、そこから手をつけるのか?
 
この4つをベースに質問を作ると、目的・課題にあった考える質問が出来上がります。
 
 

未来を開く

目的や課題の解決に考える質問が役に立つことは、今書きました。
でも、そういう質問だけではなく、考える質問は未来を開くための考える質問も作れます。
 
何か新しいことをやろうとしたときに、
・案を出せるだけ出します。
・案を出したあと、案に対して出来るだけ多くの考える質問を作り、質問の答えを参加者全員で出し、検討することで案がブラッシュアップされます。
 
 

まとめ

本書のタイトルは「質問力」でしたが、考える技術を指南した本でした。
人は質問を投げられれば、それに全力で答えようとします。
 
Q:「もし、あなたが死にそうな状況になって、助かる方法を考える時間が1時間あったとしたら、どんな事をしますか?」
 
A:「最初の55分は適切な質問を探すのに費やすだろう」
 
って、アインシュタインも言っています。
質問は、危機を脱したり、未来を切り開いたりするツールと言えますね。

 
 

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