著者:友松はじめ
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ビジネス勉強会の友松です。

M.J.アドラーが70年以上前に開発した、読書の最終目標、シントピカル読書の次のステップ。

今日は第一段階です。

2冊以上の本を同時に読む・・・と聞くと、自分の中に抵抗というか、拒否反応っていうか、いろんなマイナスの感情がでる方もいるかもしれません。

でも、2冊以上の本を読んで、新しい考えを生むことは可能です。

シントピカル読書の第一段階は、集めた本の中から、自分が知りたいテーマに関して書かれていると思われるところを本を1冊1冊渡り歩きながら探していきます。

最高に能動的な読書

自分のテーマにとって役立つ情報が掲載されているのか?
準備作業でも、似たような作業を行っているわけですが、この第一段階では、もっと深いところを探します。

それから、このシントピカル読書全般に言えること、心得と言ってもいいことだと思うんですが、著者を自分に従わせて読むということです。

通常の読書は、受動的、著者が書いたことを読みながら教わるという姿勢だが普通だと思います。

 

しかし、シントピカル読書の場合、複数の本を自分のテーマのために読むため、著者の書いたことを素直に受けるという姿勢ではなく、自分のテーマに著者の考えがあっているのか?という姿勢で読まなければいけないんですよね。

これって、最高に能動的な読書ですよね。

「本を読む本」では、調べると同時に、メモを取るようなことは書かれて無いんですが、あとで自分の見解をまとめるためには、この第一段階から自分にあった思考のフレームワークなどを使うのが望ましいと思います。

よほどの秀才・天才じゃない限り、頭の中に数冊の本を記憶し続けて、しかも頭に入れたまま最後に自分の見解にまとめ上げるのって至難の業のように思うんですがいかがでしょうか?

第一段階から、メモを書き始め、第5段階まで記録を残し、最後にメモを見返しながら自分の見解をまとめるというのが、今までの経験からやりやすいかなと感じます。

記録する時のメモはシードメモがオススメです。^^

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