著者:友松はじめ
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ビジネス勉強会の友松です。

M.J.アドラー C.V.ドーレン著の「本を読む本」の中で、誌面はそんなにさかれていませんが、おそらくこの本のメインになるのが、本書で読書の最終目標と書かれているシントピカル読書。

シントピカル読書っていうのは、1つのテーマに対して、2冊以上の本を読んで自分の考えをつくるという、積極的な読書の方法です。

 

 
シントピカル読書には、

0.準備作業
1.第一段階
2.第二段階
3.第三段階
4.第四段階
5.第五段階

準備作業をあわせると全部で6つのステップがあります。

準備作業

いきなりは、2冊以上の本を読むことはもちろんできません。

シントピカル読書を行うために、必要な本をそろえる準備作業が必要なんです。
この記事、私の備忘録もかねているので、私の経験もふまえて説明したいと思います。

まず、シントピカル読書をする前に、主題を決めます。

前回書いたように、自分が解決したいテーマや身につけたいことに関係する本を探す作業を行います。
本書では、この段階では点検読書を行うように言っています。

点検読書は、タイトル、まえがき、あとがき、著者プロフィール、目次の確認を行って、自分の主題にそった本であるかをチェックする読書法です。

読み込んでいく作業はまだ後なので、ここではあくまでも、関連しているであろうという程度ですね。

その時、本の内容の重複はさけるようにします。
たとえば、同じようなことを書いている本や、同じ著者の本、できれば、業界や職種はさけます。

次は、シントピカル読書の「第一段階」です。

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