感謝の気持ちは意識にも無意識にも伝えましょう! / ビジネスユースNLP
以前働いていた会社の上司が、ビジネス書を読んではじめたのがバースデーサークルでした。
誕生日の輪ですね。
もうご存知の方もいるかもしれませんが、誕生日の従業員にお祝いのメッセージを直接贈るというもので、花束を渡して従業員ひとりひとりが、あなたと仕事ができてうれしいとか、いつもありがとうとか、いろいろいつもじゃ言えないことを直接伝えるわけです。
そりゃあもう、祝われるほうはずっとみんなの前に立ちっぱなしで、かなり恥ずかしいのですが泣きそうになります。うれしいのとありがたいのとで。
本当に泣いてしまう従業員もいました。
だからかはわかりませんが、人間関係はアルバイトもパートも社員も本当にうわべじゃなくて仲がよかったです。
私がその会社を辞めるときも自宅に帰ってから、もらった寄せ書き見ながら涙した思い出があります。
もうひとつ。
一流ホテルのザ・リッツ・カールトンには、サンキューカードという制度があります。
私はそれをクレドコンサルタントの清水健一郎先生から聞いて知りました。
私たちがやっていたバーズデーサークルとよく似ているのですが、メッセージカードのようなものが従業員に配布されて、従業員同士、また上司部下同士で、何か協力してもらったときなどお礼はもちろんいいますが、このサンキューカードに感謝の言葉を書いて相手に贈るという制度です。
そして会社がサンキューカードの集計を行なって一番感謝された従業員と一番感謝した従業員を表彰するとか。
すばらしい制度だと初めて聞いたときに思いました。
さすが一流ホテル!
バースデーサークルをやっていた当時の私たちがサンキューカードの存在を知っていたら絶対に導入していたと思います。
常日ごろから感謝の気持ちを伝え合う関係は、良くなることはあっても悪くなることはほとんどありません。感謝の言葉を贈り合って関係が悪くなるとか…ないでしょう。
無意識に刻む
このバースデーサークルやサンキューカードの効果をもっとあげる方法があります。
ビジネスユースNLPで自然に無意識レベルでも感謝の気持ちを伝える方法はないかと考えてみると…ありました。
極微筋肉運動をつかったミラーリングです。
普通、ミラーリングは目の前の相手の動作をマネて相手と仲良くなる方法で、ご存知のかたも多いと思います。
でもこの極微筋肉ミラーリングは相手に気づかれることなくラポールを構築することができます。
サンキューカードに極微筋肉ミラーリングをどうやってつかうかを今からカンタンにご紹介したいと思います。
極微筋肉ミラーリングをつかえば、言葉と態度で気持ちをつたえるよりも、相手の無意識にも気持ちをつたえることができるでしょう。
極微筋肉ミラーリング
サンキューカードを渡す前、渡す相手が視界に入ったらスタートです。
相手の全身が目に入る位置から周辺視野をつかって相手の後頭部を観るイメージで相手を観ます。
そして相手に「ありがとう」といいながらサンキューカードを渡します。
それだけです。
相手を観て近づいていくときからありがとうの気持ちを相手に向けておくとさらに効果的です。
すると不思議な事に相手にもその気持ちが伝わります。
なぜ相手に気持ちがつたわるかというとそれはミラーニューロンが関係しています。
ここでミラーニューロンの説明をしたいのですが、長くなるので今回はやめておきます。
カンタンに説明すると、目の前の人があくびをすると自分もつられてあくびをしてしまったという経験はないでしょうか? それがミラーニューロンです。(まちがっていたらすみません。汗)
ものすごく極微筋肉ミラーリングはカンタンですが、あからさまにミラーリングしなくても相手に違和感を感じさせることもなくラポールを構築することができます。
まとめ
『周辺視野』って言葉もでてきましたね。
これは右脳系速読でつかうソフトアイという目のつかいかたです。
少しなれるのに練習が必要ですが、ソフトアイの状態になることで周辺視野を使うことができるようになります。
今後、周辺視野のつかい方についても記事を書いていこうと思いますが、今回は極微筋肉ミラーリングのお話でした。
NLPはビジネスユースでつかえるノウハウがたくさんあります。
今後もビジネスに使えるNLPの記事をブログにアップしていきたいと思います。
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