著者:清水健一郎
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リッツ・カールトン時代に会った個性的な人の話 ベーシック13番/クレド6ステップ導入マニュアルステップ4

はじめに
今回からクレド6ステップ導入マニュアルのステップ4のインタビューです。
ステップ3を導入することで、どんなメリットがあるのか。
そのあたりのことについて開発者の清水先生にインタビューしていきます。
クレド6ステップ導入マニュアルを購入後のクレド導入特に、組織の意識改革の参考にしてみてください。

 

【清水】:最近私が書いたブログのコラムに、どうしようもない後輩のことを書きました。
それにも通じるなと思います。

 

【友松】:そのコラムはもうブログにアップしてますね。

▼組織を磨く日々の努力、部下への正しい接し方
https://business-study.com/column-83/

 

【清水】:リッツ・カールトンのエントランスに立ってお客様を案内する係をやっていた後輩の女性がいたんです。
その後輩がエントランスで大あくびをしていたので「何あくびしてんねん!」と注意したんです。
すると「そんなの眠いからに決まってるじゃないですか、アハハハ」と言ったんです。

それに驚いて私、固まってしまいました。(汗)
この後輩に注意しても響かない…と思ってしまいました。(汗)
でも、その後輩は今、外資系の一流ホテルのマネージャーをやっています。

 

【友松】:でも、その…、すばらしく成長されたんじゃないですか?

 

【清水】:リッツ・カールトンの同窓会が定期的にあるんですが、その後輩が私に会いたいと言っていて。(汗)
あのときの話をしたいのか? なぜ私に会いたがっているのかちょっと掴みかねているところです。(汗)
私も会ってみたいですけどね。
あの時のことを覚えていたらどういう気持で言ったのかなど聞いてみたいなと。

でも考えてみると、最近の私のコラムはリッツ・カールトン時代に会った個性的な人の話が多いなと思います。

 

【友松】:いいんじゃないですか? 読んでいて楽しいですよ。先生のコラム。

 

【清水】:今回のコラムの元になっている『リッツ・カールトン、最高の組織をゼロからつくる方法』はとても共感できる内容で、読んでいると私も当時のことが思い出せて楽しいです。
そして著者のシュルツ氏は理系なのかなと感じることが多々あります。

 

【友松】:どういうところがですか?

 

【清水】:シュルツ氏は、すぐ結論を前にもってくるんですね。
それと、現場を経験してきた叩き上げの人なので本を読むと『あ~わかる! わかる!』という、私たちが共感できることをたくさん書いてくれているので勉強になります。

 

【友松】:それはやっぱり、シュルツさんが叩き上げの人だからでしょうね。

 

【編集後記】

クレドを研究している友松です。
今回は雑談的な内容になっていますが、清水先生があくびを注意した後輩の女性は、今オーストラリアでホテルのマネージャーをしているそうです。
人は何が幸いして開花するかわからないものだなと思って私は先生の話を聞いていました。

ということはつまり、どんな人でもまずは変なフィルターをかけることなく付き合ってみることが大事なんじゃないかなと思いました。

一応、私もそうしています。
うまくいくときといかないときがありますが(汗)

 

《つづく》

 

出演/清水健一郎

清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。

リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。

2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。

 

インタビュアー/友松はじめ

勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。

本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる

現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中

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