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一時期の脳ブームは去ったように思いますが、それでもまだまだ多い脳関連のビジネス書。

「普段は脳の10%しか使っていない」は科学的に正しくない、ということはわかっても、やはり脳をもっと活かして、効率よく学習したいものですね。

ただ、本によって書いてあることが違ったり、ちょっと内容が難解で何を言いたいのかわからなかったり、という本もあるため、どの本を読むべきなのか迷うところ。

そこで、今回は、「脳」にフォーカスして、私が個人的にオススメできると感じた本を12冊選び、紹介したいと思います。

脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?

池谷 裕二 (著)

おそらく、脳について語らせたら日本で最もわかりやすく解説してくれるであろう、池谷さんの本。

この本はわりとすらすら読める形式で書かれていて、ちょっとした隙間時間に読むといいかも。

研究結果や論文を引用しているので、根拠がわかるのもいいですね。
池谷さんの本に興味がある人の池谷入門書としてもいいと思います。

「進化しすぎた脳」や、糸井重里氏との対談本「海馬 脳は疲れない」などもオススメですね。

コリン・ローズの加速学習法 実践テキスト

コリン ローズ (著), Colin Rose (原著), 牧野 元三 (翻訳)

やはり脳のトレーニング、学習といえば、この本は外せないでしょう。

「M.A.S.T.E.R」という概念を用いて、効果的なトレーニングについて解説しています。

池谷氏の本と合わせて読めば、脳への理解がぐっと深まると思います。
それと同時に、効率的な学習であったり、習慣を身につけるスキルであったり、そのあたりもわかります。

見た目がシンプルなので怖じ気づきそうですが、235ページとボリュームは少し控えめ。ご安心ください。

加速学習、効率的な学習に興味がある人は、合う合わないを抜きにして、一度読んでみてもらいたい本です。

脳の強化書

加藤俊徳・著

医師である著者が、「脳番地」というちょっと新しい概念を用いて解説しています。

この「脳番地」を大きく8つのジャンルに分け、場所ごとにトレーニングする方法が書いてあり、トレーニングは全部で66メニュー。

ちょっと変わったメニューもあり、人によっては「ん?」となるものもありますが、そのあたりはユニークと思って楽しんでください。

「自分」の壁

養老孟司・著

解剖学であり、東大の名誉教授でもある、ご存じ養老孟司氏が書いた本。

バカの壁は非常に含蓄に富んだ教養本だったと思いますが、こちらの「自分の壁」も面白いです。

流行りなのかわかりませんが、「自分軸」という言葉がよく話されるようになった中で、もしそういった本を読むのであれば、この本は必読と言ってもいいもの。

養老節がどうしても苦手な方はさておき、ちょっと何かに迷っている方、漠然としたもやもや感を感じている方など、色々な人に読んでみてもらいたい本です。

努力不要論

中野信子・著

話題の本。
「美しすぎる脳科学者」としてもよくメディアに出てくる人ですね。
まだ新しい本ですが、賛否両論ありそうな本です。

もちろん、タイトル通り「努力しなくていいんだよ」というようなことではなく、無駄な努力はやめようよ、いいことないよ、というような論調です。

具体的な対応策に少し乏しい印象はありますが、一度手に取ってみても面白いと思います。

どちらかというとビジネスウーマン向けですかね。

何歳になっても脳は進化する!

林成之・著

脳神経外科医の著者が書いた脳本。

楽に読めて、勇気を与えてくれる本です。
基本的に日常生活の中での脳に言い習慣を一冊にまとめた感じ。

物忘れが最近激しくなってきた、ちょっと回転が鈍ってきた、そんな風に感じたら、一度読んでみてください。

Mind Hacks ―実験で知る脳と心のシステム

Tom Stafford (著), Matt Webb (著), 夏目 大 (翻訳)

脳科学に興味がある人向け、という印象の本。

タイトルにもあるように、実験がポイント。
読みながら納得がいくことが結構あり、入門書として興味を持つために読むのも、ある程度知識をお持ちの方が索引的に読むのにも対応してくれます。

好奇心をそそる脳科学本、という位置づけですね。

マインドハックス勉強法

佐々木正悟・著

もう一冊、「マインドハック」的なタイトルの本を。

著者はおわりにこう書いています。

本書『マインドハックス勉強法』で、読者の方に提供したかったのは、もう一度、勉強と結びついている不快な印象と、魅力的な印象を切り替える「きっかけ」でした。

これは、私も大いに共感する部分です。
私の場合はビジネス書や読書に対するネガティブな印象を切り替えるきっかけですが。

実際、この本はツールやテクニックがたくさんあり(もちろんマインドもあります)、ボリュームたっぷりの内容になっています。

多くの方が楽しめる勉強法の本ですよ!

あなたの脳が9割変わる!超「朝活」法

久保田競・著

大脳生理学の権威である久保田競教授が、奥様のカヨ子さんと一緒に書いた本。

朝スッキリとさわやかに目覚めるために、そして、朝活でさらに充実した生活を送るために役立つTipsが掲載されています。

一般的な朝活本であったり、短時間睡眠系の本などへアンチテーゼとして書いた、と著者も言っていますが、確かにデータなどを元に説得力のある解説がされています。

権威が正しい朝活の考え方を提案している本として、ぜひ読んでいただきたい本です。

デキる人の脳

ノア・セント・ジョン・著、本田直之・訳

レバレッジ・シンキングなど、レバレッジシリーズで有名な本田直之氏が翻訳した、自己啓発兼脳関連本。
といっても、「アファメーション」に特化した本です。

ですが、違う角度から色々と解説しているので、新鮮な印象を持ちつつ、スパッと読んでしまえる本。

読み終わったら、アファメーションしてみたくなるでしょう。

脳を刺激する習慣

山元 大輔 (著)

読まれたことのない人も意外に多いですが、脳について学ぶときに手に取ってみてもらいたい本。

著者の山元大輔氏は、東北大学生命科学研究科教授で、専門は行動遺伝学。
他にも書籍を出版されていますが、男と女の遺伝や性愛などがメインです。

そんな山元教授が、脳と遺伝子の仕組みを利用して冴えた頭になるためのセルフ・コントロール法を教えてくれる、というのがこの本。

遺伝子の観点からセルフコントロールって、何やらマニアックというか、ちょっと変わっていますが、知的好奇心が強い方はぜひ。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ダニエル・ピンク (著), 大前 研一

ご存じの方も多いベストセラー。

脳科学的な、というよりは、「左脳的」「右脳的」という分類で、能力(スキル)の方面に焦点を当てています。

特にキーワードとしているのは「感性」。
2006年の本ですが、ビジネスマンとして必要なスキルは、変わっていないな、と感じさせてくれる本です。

まだ読んでいない方はぜひ。

まとめ

実を言うと、ここにまとめきれなかった本もあと15冊ぐらいあります。

脳の本と言っても、ちょっと専門書よりのものもあれば、自己啓発書と言っていいものまで、非常に幅広くありますね。

個人的には、専門的な知識が必要ではないなら、

  • 池谷氏の著書
  • コリンローズの加速学習
  • +1~2冊

で十分じゃないかと思います。

脳に興味がある方、効率的な学習法やスキルアップに興味がある方は、ぜひ気になった本をお試しください。

一部画像提供:made by Freepik.com

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