著者:岸本健太郎
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読書、とりわけビジネス書を読む、というのはなかなかハードルが高い、と感じている人も多いそう。

その原因はいくつかあり、その壁を壊すことを私もお伝えする仕事をしているわけですが、そう感じてしまう気持ちもよくわかります。

そこで、「ちょっとビジネス書読むことに二の足を踏んでしまう」人に、猫を取り扱ったビジネス書的に目的を決めて読める本を紹介。

別に読書のきっかけが猫じゃだめ、なんて決まりは全くないですからね。

ネ*コーチング 猫が教えてくれた「本当の幸せ」

猫の「ミヤコ」が色々教えてくれる形式の本。

著者が女性だからだと思いますが、特にOLさんなどの女性に共感を得た本です。

男性はちょっとなじめない方もいるかもしれませんが、女性で少し悩んでいたり、ほっこりしたりしたい方はぜひ。

白いネコは何をくれた?

多くは自己啓発ですが、こちらはマーケティングをメインに扱った本。

著者独自の理論である「BASiCS理論」が、猫を登場人物としたストーリーで描かれています。

割と入門書的な役割を果たすことができる本なので、ビジネスマンでビジネス書に興味がある方は読んでみても面白いと思います。

さらりと読める感じになっているので、苦手な方にもオススメですよ。

人生はニャンとかなる! ―明日に幸福をまねく68の方法

「ウケる技術」、「夢をかなえるゾウ」などの水野敬也氏が手掛けた本。

電車内の広告で一度は見かけた方もいるかもしれません。

中身は名言・格言集で、特に既存のものと大差ありませんが、これが猫の写真と一緒に書いてあると、ちょっとネタ感が出て、違った角度からしみ込んでくる感じになります。
猫マジックずるい。

写真集として買う、という選択肢もオススメです。

まんがでわかる ドラッカーのリーダーシップ論

もしどらのヒットから、マンガでわかる系のビジネス書がぐっと増えましたが、こちらもおなじドラッカーのリーダシップ論。

表紙の絵に猫が書かれていますが、これは「シマさん」。

ストーリー的には、仕事で失敗し、退職した元OLの女性が、村おこしチームのリーダーとして抜擢されてしまう、というもの。
ドラッカーのリーダシップ論をもとに、村おこしを通して、リーダーシップについて学んでいきます。

ドラッカーと聞いてちょっとハードルの高さを感じる人も、こちらならすっと読めると思います。

人の目を気にせずラクに生きるために黒猫が教えてくれた9つのこと

人の言葉を話す猫の「ライオン(ややこしい!)」が、9つの黒猫思考を教えてくれる本。

要するに、最近よく聞く気がする「自分軸」を持とう、ということなんですが、ストーリー仕立てなので、すんなり理解できると思います。

ゆる~く楽しめて、入門書としてもグッド。
人間関係などで心が少し弱っている人も読んでみてください。

あ、大切なのでもう一度言いますが、猫の名前がライオンです。
ライオンが主人公じゃありません。同じネコ科ですけど。

番外編1:猫が教えてくれる人生のガイド10ステップ

番外編1。

動画で、猫の「BRETON」が教えてくれる人生のガイド。
当たり前すぎるけどこうやって動画になるとほっこりします。

BRETON’S GUIDE TO LIFE (in 10 steps) from Ariel Belziti on Vimeo.

1.早起きする
2.しっかり食べる
3.適度に運動して体型を保つ
4.強くなれ!
5.ちゃんと飲み物も飲もう
6.清潔にしろ
7.ときどき瞑想しよう
8.好奇心を持とう
9.ちゃんと睡眠を取ろう
10.もうちょい寝ちゃえzzz

番外編2:猫のCocoに学ぶ幸せな子供を育てる10の秘訣

既にたくさんの子供がいる猫のCocoが子育てのコツについて教えてくれる、という動画。

この辺の普遍的なところは人も猫も変わらないですね。


1.生まれる前から赤ちゃんを受け入れる
2.頻繁に子供たちに向けて子守唄を唄う
3.家族全員が仲良く共有していくことを教える
4.定期的に健康的な食事を与える
5.キレイにしておくことを教えるため、家はとってもキレイにしておく
6.子供たちを守る
7.子供たちのいいお手本としてふるまう
8.知識や好奇心を愛するよう促す
9.社会的なスキルを教える
10.最後に、最も重要なのは、子供たちを愛し、「愛すること」を伝える

まとめ

猫はかわいい。とにかくかわいい。

猫好きにとっては、猫が動機で本を読む気になる、というのも全然アリだと思います。

もちろん、猫好きの読書家の方が、ちょっとふとした瞬間に読む本としてもいいんじゃないでしょうか。

ぜひ、この夏、猫本を手に取ってみてください。

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