著者:清水健一郎
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高野 登氏と言えば元リッツ・カールトン日本支社長であり「ホテル」「サービス」「ホスピタリティ」と言うイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?

さて、前回までに引き続き、今回も、

「「また、あなたと仕事したい!」と言われる人の習慣」

の中から、私清水の視点から、エッセンスを抜き出してお伝えいたします。

今回のテーマは、
・「また、あなたと仕事したい!」と言われる人の習慣とは?
・「気遣い」「心くばり」「声かえ」などの習慣を身につけ、誰よりも先に行動する人とは?
です。

著書の「おわりに」で「本書には、何一つ難しいことは書かれていません。気づかい、 心くばり、声かえなど、誰もが真似できることばかりです。」
とあります。

実際に、大きな差はなく、誰にでも真似ができると私も思います。

「また、あなたと仕事したい!」と言われる人の習慣とは?

例えば、著書の中で高野氏は、

気がきく人はビジネスの世界でとても重宝され、気づく力は、お客様へ提供する価値を高めていくための力であり、他人に奉仕することができる人の事を言う

とあります。

高野氏は、海外からの旅行者に、東京から大阪までの新感性の席を取ってほしいと言われると、いつも、富士山の見える窓側の座席を予約されていたそうです。
これだけとっても素敵ですね。

著者の志賀内氏は、

「たった一言」で人生が変わる。
「たった一言」を大切にしよう!

声かけの大切さ、声かけの持つ力を、著者自身が代表を務める「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動の中から素敵なエピソード(著書抜粋)を紹介しています。

お婆ちゃんの遺品を整理していると、おばあちゃんに宛てたおじいちゃんの手紙がでてきました。中にはこう書かれていました。

「キミがそばにいてくれたからあっという間の人生でした。ありがとう。」

よく喧嘩をしていた二人、心から愛されていたおばあちゃん。二人ともそっちで仲良くね。

また、私にも忘れられない言葉があります。

その言葉とは、
「抱っこしてあげる」

これは3歳の娘が私に言ってくれた一言です。

出産後から椎間板ヘルニアになってしまい、腰が痛くてくるしんでいたときに、娘が私のそばに来て「抱っこしてあげる」そう言って抱きしめてくれました。

いつもは私が娘に言っている言葉で、転んだり、悲しい思いをした時などによく抱っこしてあげると、にっこり笑顔になってくれます。

まだ幼い娘の優しい気持ちが心に響きました。
早く良くなって、笑顔で娘を思いっきり抱っこしてあげたい。

そう感じたのを覚えています。


この様に、ほんの少しの言葉で、周りの評価や人生が豊になる、ということは本当によくあります。毎日必ずどこかでこの「言葉の魔法」が実行されているでしょう。

こういった一見小さくも見えるようなことを大切に実行している人が、「また、あなたと仕事したい!」と言われる一つの要因であることは、間違いありませんね。

意識して変えることが習慣化の一歩

こういった「言葉」という、今すぐ変えられるものでも、始めのうちは、意識して変える必要があります。

意識して変え続けているうちに、次第に意識しなくても、行動できる。声かけができるようになる。それが習慣化です。

リーダーは率先して行動する勇気を持った人

そして、「気遣い」「心くばり」「声かえ」などの習慣を身につけ、誰よりも先に行動する人。

それはリーダーです。
リーダー気質を持った人、と言ってもいいかもしれません。

著書の中に、満員電車内で、座っている志賀内氏が、4人の年配の方に席を譲る場面があります。

なかなか、席を譲るタイミングが著者(志賀内氏)に訪れなかったのですが、小学3年生くらいの子供とその母親が一番に立ちあがり席を譲ると、周囲の大人たちも、それにつられて席を譲りました。

このエピソードにあるように、誰もが分かっている気づかいも、行動に移す際に勇気がいる場合があります。

そこで、私が思うのは、もしリーダーになりたいと思っている人、は、著書にもあるように、「ライバルに勝てなかったとしても、ライバルより先にやることはできる。」のように、先に行動をすべきだということ。

この場合でいえば、勇気を持って席を譲るべきなのです。

この席を譲るエピソードにリーダーがいるとしたら、それは誰でしょうか?
そう、小学3年生の子供です。

このエピソードの主役は誰ですか?
小学3年生の子供です。

「気遣い」「心くばり」「声かえ」などの習慣を身につけ、誰よりも先に行動する勇気を持った人とはリーダーなのです。

人生で様々な経験をして、人は変わっていきます。成長する人もいれば、その逆に行
ってしまうこともあると思います。

そういったことにふと思い至った時。

そんな時、この著書をおススメします。

参考文献
※本コラムは作成にあたり、以下の文献を参照いたしました。
「また、あなたと仕事したい!」と言われる人の習慣

著者
高野 登氏
志賀内 泰弘氏
青春出版社

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