リッツ・カールトン 超一流サービスの教科書
何度か取り上げさせていただいている、「リッツ・カールトン超一流サービスの教科書」。
この本の著者は、リッツ・カールトンでリーダーシップ・センターとラーニング・インスティテュートを設立し、人財教育を手がけてサービスのプロを数多く育ててきたレオナルド・インギレアリー氏です。
そのプロフェッショナルが、あらゆる業界で使える「サービスの原則」を紹介されていると言う事でした。
私個人が感じた事は、例えば日本で有名な元リッツ・カールトン日本支社長の高野 登氏のように、ご自身を「ホスピタリティの伝道師」と位置づけされて活躍されているのに対して、今回の読書の著者、レオナルド・インギレアリー氏&ミカ・ソロモン氏は「ホスピタリティを生み出す仕組み、システムのエンジニア」と、いう印象を受けました。
何よりもこの本をオススメしたいポイントは、
・経営者、管理者の方々には嬉しい低コスト、そして、簡単に導入できる内容が多く含まれている
・ノウハウをどのようにして導入するかが紹介されている
・注意点や実例が掲載されている
という点で、現場に活かせるノウハウが詰まった1冊、というところです。
と、こう書くと誤解を受けそうなのですが、リッツ関係の方々の著書、つまり、
リッツ・カールトン初代社長ホルスト・シュルツ氏をはじめ、本書の著者レオナルド・インギレアリー氏&ミカ・ソロモン氏、元リッツ・カールトン日本支社長高野登氏など、みなさんの根底にあるのは、やはり、
「ホスピタリティ精神」
であり、リッツ・カールトン関係の著書の著者全員が、伴侶、家族、友人、職場の仲間を愛する事から、「リッツ・カールトン超一流サービス」が、スタートしていると、改めて確信しました。
ご興味がある方は、ぜひ一度手に取ってみてください。
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