著者:友松はじめ
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いつも読んでくださってありがとうございます。
ビジネス勉強会の友松です。

指を右から左に移動させながら、指から上、指から下の文章に注意を払い、設定したゴールに関連するようなキーワードを探します。
気になるキーワードが見つかったら、その周辺を、指を添えながら2~3行読みます。

ゴールに関係する情報でなければ、次のページ、次のページへと、どんどん進みます。

 

慣れてくると、指を右から左に移動させなくても、見開き2ページを見ながら、必要なキーワードがページの中にあるのか、無いのかがわかるようになります。そうなると、どんどんページをめくって先に先にと読み進めていくことが出来るようになります。

もうお分かりの方もいらっしゃると思いますが、これが「読む」ではなく「探す」読み方です。
必要なところ以外は、どんどん読み飛ばしてかまいません。
今、必要ではないところは、気にせずにガンガン捨てて、必要な情報だけを積極的に「探し」てください。

今まで、最初から最後まで、一言一句もらすことなく読んできた人は、抵抗があるかもしれません。
しかし、何度もお話ししますが、今目の前にある本の中にある必要な情報は10%~20%と言われています。
これはどの読書家の方の本を読んでも同じことが書かれている場合が多いです。

 

読みながら書く

そして、ステップ4で大切なことがもう一つあります。
読みながら見つけた必要な情報は、メモを残します。これはもちろん読了後にノートを見返して役立てるということはもちろんですが、何よりも、読みながら手を動かすということで、記憶に定着しやすいという効果があります。

 

それから、あとは、読みながら本の内容を書き出すので、アウトプットの意味もあります。
もちろん、アウトプットはフェイスブックへのアップや人に話したりすことのほうがアウトプットとしての効果はあります。

 

読書をしながら、同時にメモを取ることははじめての人も多いと思いますので、心理的に抵抗があるかもしれませんね。
ただ、せっかく新しい読み方を体験するのですから、いままでの読書の行為はいったん脇において、とりあえず、本を読むときにメモを取ることを受け入れてみてはいかがでしょうか。

ビジネス勉強会では、本を読みながらメモを取ることがはじめての方のため、またより読書に集中していただくために、読書専用のメモ法「シードメモ」をお教えしています。

シードメモについては、このブログで何度か書いていますが、大事なことなので改めて書いてみようと思います。^^;

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