著者:友松はじめ
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相手の立場になりきって考えて行動する

社内コミュニケーションでnewcodeNLPを活用してみよう_001
知覚ポジション、三重記述

社内コミュニケーションをビジネスユースNLPで円滑にできないか考えてみます。
私いろいろな会社を経験していますが、もう少し速く知覚ポジションを習っておきたかったなと感じます。

人間は聖人君子じゃあないので、自分の立場でものを考え、自分の立場や都合で発言したり行動したりします。
それによって周りの人達と軋轢が生まれたりして、気の弱い人、押しに弱い人は発言をあまりしなくなったり、会社を辞めて去っていったりします。

押しの強い方の人間がビジネスユースNLPの「知覚ポジション・三重記述」を学んで活用してくれたら社内がとてもいい雰囲気になるしお互いの持っている良い意見を交換して会社の業績も上がっていくのにと思います。

 

知覚ポジション・三重記述とは?

知覚ポジション・三重記述はカンタンに説明すると、自分以外の人間になりきって自分以外の考えや視点を手に入れるという方法です。
やり方はそんなに難しくありません。

目を閉じて、なりたい人の中に入ったつもりでその人の視点でものを見て考えて、聞こえる音に注意を向けたり、匂いや身体に感じる感覚に注意を向けたりします。

 

カンタンな練習方法

このとき知覚ポジション・三重記述の練習例として…

目の前に陶器の茶碗を置きます。
目の前に置くものは何でもかまいません。

そして、

  • フランス人
  • アメリカ人
  • 中国人
  • ネズミ
  • 日本人

になりきって、目の前の陶器の茶碗をどう感じるか体験してみます。
フランス人やアメリカ人になりきったとき、陶器の茶碗をカフェオレボールや植木鉢と思うかもしれません。

このようになりきる人によって得られる感覚が違ってくることを感じることが大事になってきます。
この知覚ポジション・三重記述を練習することで自分以外の人の視点を獲得できるようにします。

 

まとめ

「相手の立場にたって考える」とよくききます。
これを本格的に、相手になりきる形で実現したのが知覚ポジション・三重記述です。
先程少し紹介した練習方法をやってみるだけでも立場が変わることで体に感じる感覚や行動に変化がでてくるので驚く人もいることでしょう。

このエクササイズを場所も時間もえらばずに頭の中でできるようになれば、社内のコミュニケーションも即座に相手の立場になって考えることができるので円滑なコミュニケーションをおこなうことができるでしょう。

試してみてください。

 

 

この記事を書いた人/友松はじめ

勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる

現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中

 

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