人材マネジメントで効果を上げるための土台としてNLPのこれが使える / ビジネスユースNLP
せっかく費用をかけて人材マネジメントを進めていくなら、たとえば研修など従業員のレベルアップは一人でも多くの従業員のレベルを上げたいと思うのが管理者の希望だと思います。
そんなとき、効果の土台になるのがNLPのアルファベットゲームです。
アルファベットゲームをすることで従業員個々人の
- 苦手意識
- 思いこみ
- こだわり
- 研修に対してのネガティブな気持ち
この他にもあるかもしれませんが、人材マネジメントを進めていく上でおそらく障害になるであろう従業員のメンタルに変化を起こします。
従業員のやる気を上げるのは大変です
人材マネジメントの内容にもよると思いますが、従業員研修をおこなう回数は増えてくるのではないでしょうか。
私は研修を受けるのは大好きです。だって先生が持っているスキルを私たちが仕事で使えるように工夫して教えてくれるのですから。
自分が昨日よりもレベルアップするって楽しいじゃあないですか。
なんて、全従業員がみんなそんな気持ちで研修を受けてくれたらどんなにいいことでしょうけれど、一部の従業員は会社の指示だからしかたなく参加することでしょう。
私は自分で主催したセミナーと依頼されておこなう企業研修のどちらも経験がありますが、やる気のある参加者は主催したセミナーの方でした。
だって、みんな習いたいから自分でお金を支払って参加してくれていますので、企業研修とはやる気が全く違います。
研修に参加する人にやる気のない人が多いのしかたがないことです。
ただ、従業員は仕事を中断して貴重な時間をつかって参加しますし、会社は従業員の成長を期待して費用を払っています。
だからせっかくならやる気をもって参加、最低でもマイナスの気持ちのない状態で参加してほしいと思います。
そして今回のお話にはオマケがあります。
従業員がマイナスの気持ちのない状態で研修に参加できるだけでもいいと思うのですが、それに加えて従業員ひとりひとりの脳が高いパフォーマンスを出せる状態にできる方法をお話したいと思います。
しかも強制的にそして短期間にです。
その方法はビジネスユースNLPの「アルファベットゲーム」といいます。
パフォーマンスが高まるときの脳の状態がこれ
パフォーマンスが高まるとき脳はどんな状態かご存知でしょうか。
脳のパフォーマンスが高まったときの状態は脳内にドーパミン、セロトニン、ノン・アドレナリンがバランスよく分泌されて状態なのだそうです。
ドーパミンは報酬系の神経伝達物質で、人にほめられたり自分で自分をほめたりすると分泌されます。
セロトニンはいやし系の神経伝達物質で、セロトニンが分泌されると人はリラックスした気分になります。
ノン・アドレナリンは、生命の危機を感じているとき、ただちに逃げないといけないとき、つまりストレスを感じたときに分泌される神経伝達物質です。
この状態を強制的に短時間で作れるのがアルファベットゲームです。
潜在能力を出せる状態を意図的に短時間でつくる方法
アルファベットゲームをすることで、とらわれのない心の状態になります。
この状態は、潜在能力を出せる状態といわれていて「ゾーン」といわれている状態です。
このとらわれのない状態は、
- 苦手意識
- 思いこみ
- こだわり
- 研修に対してのネガティブな気持ち
こんな気持の状態をクリアにしてくれるため、研修がはじまる前におこなうと効果を実感しやすいです。
ではアルファベットゲームのやり方を紹介します。
- A4~A3の大きさの紙を用意します。
- 図のようにアルファベットをYまで書き込みます。
- 続いてR・L・Tをアルファベットの下に書き込みますが、同じ文字を3回以上連続させないように注意してください。
ここまでが準備です。
次は使い方の説明です。
- アルファベットは声にだして読み上げます。
- Rは右腕と左足、Lは左腕と右足、Tは両腕を上げてジャンプします。
やり方はこれだけです。
やっていると絶対に混乱しますがこの混乱が脳にたいしていい刺激になっています。
決して上手にやろうとしないことがコツです。
そしてしばらくすると上手になってきますので、そうなったらYから逆にやってまた混乱してください。
所要時間は15分です。
まとめ
アルファベットゲームをやった従業員はとらわれのない心の状態になるため、イヤイヤ参加したり不真面目に受講したり、真面目に受講しているフリをしたりといったことがなり、集中力をもって研修に参加できるようになります。
なんなら研修のプログラムにアルファベットゲームを組み込んで、研修がはじまる前に15分間、強制的にやってもらうのもいいかもしれませんね。
デスクワーク中心の従業員にはちょうどいい運動にもなるかもしれません。
研修の効果を上げたいと考えている人材マネジメント担当者の方は一度、ご自身でアルファベットゲームを体感してみてください。
この記事を書いた人/友松はじめ
勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる
現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中
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