社内で読書会をするときに本の情報が目に飛びこんでくる理由とは / ビジネスユースNLP
こんにちは。友松です。
私たちビジスタでは、社内読書会をオススメしています。
社内読書会は、読んで時のごとく社内で読書会を開催することです。
出勤前の2時間早くでてきて、SNSなどで募った仲間たちとカフェで朝活をするのが少し進んだビジネスマンという感じでいいですよね。
この朝活の時間をつかってビジネス書や自己啓発本を持ちよって読書会をやっている人たちもいます。
最近では社内で仲間を募って読書会を開催し読んだビジネス書の内容をシェアしあう会社も増えてきているようです。
通常読書会は指定図書があったり、自分が紹介したい本をもちよったりしますが、必ず事前に本を読んでおかなければいけません。
読書会で読んだ本の感想を発表しないといけないですからね。
いっぽうビジスタの読書会ですが、事前に本を読み込んでおく必要はありません。
未読の本を読書会に持ってきて、その場で読んで意見をまとめて発表、シェアしあいます。
未読の本を持って参加というと尻込みする人が多いのですが、ビジスタの読書会は読書法を教えながら行う読書会なので読書会に参加してファシリテーターの言うとおりにしていれば、自然に1冊読めて発表もできるようになります。
1冊読むのに30分です。
この30分で必要な情報が手に入ります。
そしてこのときビジネスユースNLPで教えている、ノウ・ナッシングステートを使うと読んでいる本から必要な情報が目に飛びこんでくるようになります。
ノウ・ナッシングステートとは?
ノウ・ナッシングステートは、わかりやすくいうと何も考えていない状態です。
でも、ぼーっとしてるわけじゃないですよ?
視覚、聴覚、体感覚(嗅覚、味覚、触覚)の五感が開いている状態です。
ノウ・ナッシングステートになると。読書で本の情報を収集するとき、特別なココロとカラダの状態で、このときは何も先入観のないモノの見方ができるようになっています。
本を読むときに特別な目の状態にする
そして本を読むときの目の状態は周辺視野の状態にします。
周辺視野はソフトアイともいわれていますが、中心を見ているようで周辺を意識した状態の見かたです。
目の前20°の範囲は中心視野といいます。
そして20°よりも外側を周辺視野といいます。
ノウ・ナッシングステートで周辺視野だといつもの覚醒した状態とくらべてボーッとしますが、読書はもちろんですが会話もできるし周りの音もきこえます。
でもこの状態で本を観ながらページをめくっていくと、必要な情報が載った場所が目に飛びこんできます。
不思議な感覚ですがその状態で本を読んでいくことができます。
ビジネスユースNLPの周辺視野を読書に使うことでより速く情報を見つけることができて、また本を速く読むことができます。
ビジスタの読書法では読む本から何を得たいのか、つまり目的を明確にします。
そして、設定した目的を探すように読んでいくのですが周辺視野にして読んでいくと、設定した目的の情報が見つけやすくなります。
人間は意識できないだけでかなりの量の情報を受け取っているといいます。
ノウ・ナッシングステートにすることで、今までだったら捨てていた情報もキャッチできるような状態になれているのだと思います。
まとめ
一瞬でノウ・ナッシングステートに入れる人はいいんですが、入れない人もいるので訓練は必要かもしれません。
でも本を読むとき、特に社内読書会で会社の業績をあげるためにやっていることですから、限られた時間、仲間同士で情報を共有するなら少しでも濃い時間にしたほうがいいに決まっています。
今後の記事でノウ・ナッシングステートや周辺視野について書いていこうと思っていますのでもしよかったら読んでくださいね。
それからここまで記事を書いていて思い出したことがあります。
リッツ・カールトンではエントランスでスタッフさんに荷物をあずけてフロントでチェックインをしようと思ったら「○○様」と呼びかけられた、利用するのが今日はじめてなのに。ということがよく起きているそうです。
クレドコンサルタントの清水健一郎先生から聞いたのですが、お客さんがホテルに入る瞬間からお客さんの情報収集は始まっているんだそうです。
五感を研ぎ澄ませてお客さんの接客にあたるときいたことがあります。
それに、ここのスタッフさんはお客さんがしてほしいと思っていることを先回りしてわかるんですから、まさにこれもノウ・ナッシングステートといえると思います。
(詳しくはこちらのページをお読みください >> サービスの3ステップ)
ノウ・ナッシングステートの状態がはじめての人はその状態を維持するだけでも最初は大変かもしれません。
でも、一流ホテルのリッツ・カールトンのスタッフさんのようにノウ・ナッシングステートの状態でも仕事ができるのです。
社内読書会でまずはノウ・ナッシングステート、周辺視野を習得して、そして仕事でもノウ・ナッシングステートの状態をつくれると斬新な仕事ができるようになるのではと私は考えています。
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