著者:清水健一郎
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掃除からも学んで成長するスタッフが育つベーシック11番はじめに
今回からクレド6ステップ導入マニュアルのステップ4のインタビューです。

ステップ3を導入することで、どんなメリットがあるのか。
そのあたりのことについて開発者の清水先生にインタビューしていきます。
クレド6ステップ導入マニュアルを購入後のクレド導入特に、組織の意識改革の参考にしてみてください。

 

【友松】:掃除をしておけと言われて掃除をする。
それだけじゃいけませんね。

 

【清水】:感性が磨かれるような掃除をしなければいけませんね。

 

【友松】:感性かあ。
「ここ掃除とけよ」と言われて掃除をするだけじゃなくて、意図をイメージすることは大切ですね。

 

【清水】:イメージすることは大切ですね。掃除なんだけど勉強させることを目的としている場合もありますし、掃除ひとつにしてもどんな洗剤を使うのか、この汚れはどうやって取るのか、そういうことも考えますしね。

 

【友松】:最初から、掃除のときについでに意図を言うんじゃなくて「掃除しとけよ」って指示するだけというのもポイントのような気がしますね。

 

【清水】:まあまあ、そうですね。^^

 

【友松】:でもですね、それはですよ、ベーシック11番というものがあるから。
ベーシック11番の意図を先輩や上司がわかっているから、新人を育てるときに最初に意図を伝えるのも良いんだけど、あえて伝えずに教育の材料にする。
そんなことはないですか?

 

【清水】:それは人によってですかね。
意図を伝えたり、伝えなかったりする人もいましたからね。
でも最初に意図を伝えない人もあとから伝えますけどね。

 

【友松】:「じゃあ、最初に言ってくださいよ~」っていう人もいるでしょうけどね。

 

【清水】:だから言い方は工夫してましたよ。
「気づくかなぁ~と思って言わなかったんだよね」とかですね。
それに「言ってくださいよ~」という人も少し問題だとは思います。

言ってくれなかったからできなかった
言ってくれていたらできていた

となるので人のせいにしてしまう傾向があるように思います。

 

【友松】:やっぱり「言ってくださいよ~」と言う人は言われたことしかできないように思います。
だからベーシック11番のようなものを導入して訓練、育てていく必要はあるように思いました。

それに指示するときは意図を言わないで、終わった後に伝えるという方法は、良い訓練になりそうに思います。
ベーシック11番、奥深いです。

 

【編集後記】

クレドを研究している友松です。
今回のステップ4のインタビューはいかがでしたか?

今回のインタビューを聞いていて、日々の何気ない仕事でも、至るところに人を育てる材料になるんだなということに気づくことができました。
とはいっても、人間はすぐ忘れるのでベーシック11番のようなものを会社のルールとして取り入れるといいですよね。

つまりクレドを導入すればいいってことなんですけどね。^^

 

《つづく》

 

 

出演/清水健一郎

清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。

リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。

2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。

 

インタビュアー/友松はじめ

勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。

本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる

現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中

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