クレドが作れる秘密の質問／クレド６ステップ導入マニュアルステップ４／クレドサクセス実践ブログ（インタビュー）

著者：清水健一郎

はじめに
今回からクレド６ステップ導入マニュアルのステップ４のインタビューです。
ステップ３を導入することで、どんなメリットがあるのか。
そのあたりのことについて開発者の清水先生にインタビューしていきます。
クレド6ステップ導入マニュアルを購入後のクレド導入特に、組織の意識改革の参考にしてみてください。

【友松】：清水先生、前回はビジョン、ミッション、ミッション・ステートメントを経営者が従業員に対してわかりやすく文字化する。そして、会社の方向性を明らかにして整理するということでここまで説明していただきました。

いよいよマニュアルステップ４のクレド作成に入っていくことになるのですが、これまで土台を作ったり、ビジョン、ミッション、ミッション・ステートメントを整理したりしましたので、このインタビュー記事を読んでくれている方も期待値が上がっていると思うんですが、クレドをこれから作る人たちにクレドについてお話いただけますか？

【清水】：わかりました。
土台を作ったり、ビジョン、ミッション、ミッション・ステートメントを整理する。
ここまでのステップで、もうすでにクレドはみなさんの中に出来上がっているようなものなんです。
ですから「クレド」をむずかしく考えないでください。
経営者や経営陣とクレドを作っているのか、経営陣とクレド選抜メンバーの社員と作っているのか、どちらのメンバーでやっているのか、どんなメンバー構成でやっていてもかまいません。

ここから私が１つの質問をしたいと思いますので、３０秒以内に答えてください。
そして３０秒以内に答えることに意味があります。

質問を持ち帰って考えるということではなくて、とりあえず質問の答えを出すというのが大事です。
そして答えを出すための準備は土台を作ったり、ビジョン、ミッション、ミッション・ステートメントを整理することですでにできています。

難しい質問ではありません。

【友松】：それはどんな質問ですか？

【清水】：ひとりひとりに質問をして、でてきた言葉をそれぞれ文章にてほしいのです。
たとえば、一対一でやっていたとしたら、それぞれ質問をして答えてもらいますよね？
そしてとりあえず質問に答えてもらったことをすぐに文章にして記録しておきます。
とにかく、こころの底からでてきた言葉こそが大切なものなので、そのまま答えてもらえればOKです。

【友松】：どんな質問なのか気になりますね。

【清水】：はい、では質問をしますので、３０秒以内…長くても１分以内で答えてくださいね。

【友松】：はい。

【清水】：いきなりあなたの会社・お店にテレビ局が取材に来ました。
テレビ局：「少しお話させてください」
テレビ局：「あなたのお店（会社）をテレビで紹介したいので３０秒くらいであなたのお店（会社）はどんなお店か教えていただけますか？」

はい、お願いします！

【友松】：（笑）この質問は、私のクレドをつくってもらうときにでてきた質問ですよね？

【清水】：そうそう、そうです。

【友松】：先生、この質問に３０秒以内で答える意図を改めて教えていただけますか？

【清水】：それはですね…

【編集後記】

クレドを研究している友松です。
今回のステップ４のインタビューはいかがでしたか？

クレド作成を考えたときに、まずやることはクレドを作ることだと考えるのが普通だと思うんです。
クレド作成についてネットで調べてみると、クレドを作ることがゴールになっているクレドの作り方の解説が多いように思います。
それでもいいとは思いますが、私たちはクレドを作ったあとクレドが職場に浸透して運用されていくことがゴールなので、土台を作ったり、ビジョン、ミッション、ミッション・ステートメントを整理をしています。

《つづく》