「君たちは家族だ」と言っても引かれない組織とは? / クレド6ステップ導入マニュアルステップ2 / クレドサクセス実践ブログ(インタビュー)
はじめに
今回からクレド6ステップ導入マニュアルのステップ2がどんなマニュアルなのか。
ステップ2を導入することで、どんなメリットがあるのか。
そのあたりのことについて開発者の清水先生にインタビューしています。
クレド6ステップ導入マニュアルを購入後のクレド導入特に、組織の意識改革の参考にしてみてください。
【清水】:バースデーやサンキューカードを導入するということは、従業員同士が仲良くなったり信頼を深めたりすることができるのですが、ステップ1のアイスブレイクの効果もさらに深めることができるんです。
またバースデーとサンキューカードを導入するということは従業員を大切にするということにつながります。大切にしなければならないものを大切にするということを実感してほしいんですね。
【友松】:最初のほうの戦国武将のお話につうじますね。
先ほどのグッドアンドニューにもつながるのですが…。
グッドアンドニューを先に習慣化しておいて、そのあとバースデーやサンキューカードを使ってさらに関係をつくっていくということは、グッドアンドニューが最初のころよりも盛り上がりそうですね。
なにが言いたいのかというとですね、グッドアンドニューで「山田さんにありがとうと言われた、さらに仕事の精度をあげられるようにしたい」とか「佐藤さんに誕生日おめでとうと言われた、うれしかった」などバースデーやサンキューカードを使った話がグッドアンドニューで飛びかうようになりますから感動して泣いてしまう従業員も出てくるかもしれません。
これはステップ1とステップ2の相乗効果ですね。
ステップ1とステップ2がクレドの導入の土台づくりだと清水先生が言っていることがよくわかります。
【清水】:ありがごうございます。
【友松】:ということはですね、先生。
クレドをはやくつくりたいと思っている人がいたとして、清水先生のクレド導入法は6つのステップがあるわけじゃないですか。
でもクレドの作成はステップ4からですから、せっかちな社長さんはステップ2とか3とかからはじめてしまいそうな気がするのですが…
【清水】:友松さん、そんな方はステップ4のクレド作成からはじめると思いますよ。(笑)
【友松】:やっぱりそうですか。(汗)
すぐにクレドをつくりたいという気持ちは私も理解できますが、それでもステップ1からはじめて効果を実感しながらステップ2、ステップ3と進むほうが遠回りのようで実はクレド作成の最短ということですね?
【清水】:そう、そう、そう。そうです。
【友松】:今回のインタビューでステップ2について清水先生からいろいろとお話をうかがってきたわけですが、ステップ2を会社やお店に導入することでどのような変化があるのか、ここであらためて教えていただけますか?
【清水】:そうですね。
たとえば会社で従業員たちに「君たちは私の家族だよ」と言って、従業員たちが嫌な顔をするシーンって想像できるじゃないですか?
でも、ステップ2の導入後は「君たちは私の家族だよ」と言っても従業員に自然に受け入れてもらえます。
【友松】:そんなに変わりますか。(笑)
【清水】:やってみてください。変わりますよ。
【友松】:ひとつ思い出したんですが、私が以前働いていた会社の社長がそんな人で…。
みんな引いていました。(汗)
【清水】:引きますよね。(汗)
でもステップ2を導入すると「家族だよ」って言ってもみんな引かなくなります。
【友松】:そうなったら強い信頼関係ができているという証拠ですよね。
ステップ2が浸透したらステップ3からはじまるラインナップの部分導入もうまくいきそうですし、ステップ4ではじまるクレドの作成にもすすんで協力してくれる従業員が現れそうです。
クレドの導入が楽しみになってきますね。
清水先生、今回もありがごうございました。
【編集後記】
クレドを研究している友松です。
今回のステップ2のインタビューはいかがでしたか?
今回でステップ2のインタビューは終了です。なにか新しいことを会社に取り入れようとすると必ず反対する従業員は一定数います。表向きは賛成している従業員でもこころの奥では反対しているということもあります。
従業員と信頼関係をつくろうと思うなら『信頼しているよ』という証拠を見せる必要があります。
これは会社と従業員、経営者と従業員、従業員と従業員に必要です。
これを仕組みとして導入して、実施していくごとに自然につくられていくのがステップ1と今回インタビューで紹介したステップ2です。
ステップ1やステップ2は、組織に関する悩みの解決になるのではないでしょうか。
《おわり》
出演/清水健一郎
清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。
リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。
2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。
インタビュアー/友松はじめ
勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる
現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中