著者:清水健一郎
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はじめに
今回からクレド6ステップ導入マニュアルのステップ2がどんなマニュアルなのか。
ステップ2を導入することで、どんなメリットがあるのか。
そのあたりのことについて開発者の清水先生にインタビューしています。
クレド6ステップ導入マニュアルを購入後のクレド導入特に、組織の意識改革の参考にしてみてください。

 

【清水】:今の50代、60代の経営者の方に、バースデーカードやサンキューカードがなぜ必要なのか、これは50代、60代の方が『私たちが若い頃は…』と若い世代に言って聞かせている時代とは環境も考え方も変わっている、今の組織作りにはバブル時代のやり方は、つまり通用しないということをわかっていただけたらと思ってお話ししてきました。

 

【友松】:清水先生のクレド6ステップ導入マニュアルを読むと、部下のやったことに感謝して、誕生日も覚えておいて、誕生日には「おめでとう」とつたえることで人間関係、組織を育てていく。
いっしょに飲みに行くのもいいとは思いますが、それよりも部下のことを気にかけている、いいことをしたらほめるし感謝を言葉にする。このやりかたのほうが飲みに連れていくよりも効果があるということですね。

 

【清水】:わかっていただけました、社長。

 

【友松】:うーん。(いきなりロールプレイングですか? 汗)
バースデーを祝うのもサンキューカードで感謝の言葉を相手に贈るのも、わかるよ。でも我が社の社風に合わない社員は辞めていきますからね。そしてまた社員募集すれば新しい社員が入社してきますから、そんな仕組みは入れなくても大丈夫ですよー。我が社は。

 

【清水】:それならクレドは必要ないですね。

 

【友松】:いえいえ、クレドを導入したら我が社もリッツ・カールトンのようになれますし、社員も育つじゃあないですか。我が社もクレド導入は必須です!

 

【清水】:社員が社風にあわなかったら辞めたらいい、新しく社員を募集したらいいというのは、育てる前に放棄していませんか?

 

【友松】:クレドを作って社員にも携帯させればクレドが勝手に会社をよくしてくれるのでは?

 

【清水】:クレドは作ろうと思ったらカンタンに作れますよ。
でもクレドは作っただけでは機能しないんです。

 

【友松】:そうなんですか? クレドを作ったらあとはクレドカードを作って社員に携帯させればいいんじゃないですか?

 

【清水】:それではクレド導入に失敗する会社と同じになってしまいますよ。

 

【友松】:でもリッツ・カールトンでもクレドカードを携帯して朝礼で唱和しているんでしょう?
それに困ったことが起きたときはクレドカードを見て対応しなさいと社員に指示しておけばいいでしょう。

 

【清水】:せっかくクレドを作ったら、社員にクレドを活用してもらいたいですよね。

 

【友松】:もちろんです。

 

【清水】:では、クレドカードを渡して、カードを読んで活用しなさいと指示をしただけで社員が活用すると思いますか?

 

【友松】:活用するとかしないとかではなく、社長の私の指示なのですから従わないというのはよくないでしょう。

 

【清水】:クレドの活用をイヤイヤやらせたいですか? それともよろこんで活用してもらいたいですか? どちらが結果がでると感じますか?

 

【友松】:それは…。どうせやるならよろこんで活用してもらったほうが結果はでると思います。

 

【清水】:そうですよね。ではクレドをどうやって社員によろこんでもらってクレドを活用してもらうのか、その前にやることがあると思うんです。

 

【友松】:えッ? クレドを作る前にやらなければならないことなんてあるんですか?

 

【編集後記】

クレドを研究している友松です。
本日の清水先生のインタビューはいかがでしたか?

インターネットが広まって、私たちの生活様式も考え方も仕事の方法もガラッと変わってきました。
私たち40代50代前半の世代はちょうどポケベルから携帯電話が一人一台に普及して、インターネットが表れてパソコンが一人一台の時代に。
そしてさらにネットが発達し、スマホが登場して…と思い返してみるとすごい変化だと感じます。

この変化を経験した40代、50代、そして60代が今は社会や会社で重要な役割を担っています。
20代、30代はデジタルネイティブともいわれていて物心ついたときから生活のなかにネットがあるという時代で育ってきています。

清水先生が指摘するように我々の常識はもう通用しないと思ったほうがいいのかもしれません。
「いや、我が社では若い者もよろこんで飲みニュケーションしているぞ」
という会社があるとするならば、若い人たちが柔軟に合わせてくれているだけかもしれません。

若い人たちは会社の外にもコミュニティをもち、勉強もしています。
情報のとり方も若い人のほうが優れているといっていいでしょう。
私たちが知りえない知識や情報をもっているからこそ、3年で辞めて他社へ転職したり独立してフリーランスになる若者もいるのでしょう。

だからこそ『だからゆとり世代は…』ではなく、そう言っている眼の前の人たちが今のスタンダードだと思ったほうがいいのではないでしょうか。
実際、今の社会を席巻しているSNSを支えているのは彼ら彼女らなのですから。

とはいえ、若い人たちが到底及ばないものも私たちは持っているのですから、そういう部分は上手に伝えていければいい会社組織になるように思います。
そのためのクレドであり、バースデーでありサンキューカードなんです。

今回、インタビューの途中から清水先生とロールプレイングになってしまいました。
ロールプレイングの結末はまた次回!

 

出演/清水健一郎

清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。

リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。

2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。

 

インタビュアー/友松はじめ

勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。

本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる

現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中

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