ベーシック作成のディスカッション / クレドサクセス実践ブログ(インタビュー)
清水:ベーシックは、9番まで作ったんですか?
友松:はい。リッツ・カールトン・ベーシックを参考に、クレドサクセス実践会のベーシックを作っています。
でも、ベーシック4番だけがどうしても考えられなくて。
清水:なるほど。
ではとりあえず、クレドサクセス実践会のベーシック1番を読んでみて下さい。
友松:はい。
ベーシック1番
1.クレドは、クレドサクセス実践会が実現したい願いです。全員がこのクレドを理解して自分の実現したい願いと受けとめて、最善を考えて選択して行動します。そのために毎日クレドを読み返しディスカッションし、つねに原点に立ち返ります。
ベーシック2番
2.私たちのモットーは、企業の成長促進剤です。創業者・経営者の想いを現実化させ、社員が自主性をもって生き生きと働く会社づくりのお手伝いをします。
ベーシック3番
3.クレドや読書法をはじめ、人の心理の仕組みを駆使した成長コンテンツを数多く開発し、伸び悩んでいる企業の成長を手助けします。変化の激しい現在を悠々と楽しんで生き抜く人財を育てるお手伝いをさせていただき、企業の成長促進剤のような役目を担います。
清水:はい。3番は、どういうサービスを提供したいか、このサービスの根本は何かということが書かれていればOKだと思います。
友松:リッツ・カールトンのベーシック3番のサービスの3ステップが、私たちのベーシックでいうと何になるのかということがポイントだと思いました。
3.サービスの3ステップは、リッツ・カールトンのおもてなしの基本です。お客様と接するたびに、必ず3ステップを実践し、お客様に満足していただき、常にご利用いただき、ロイヤリティを高めましょう。
清水:先程も言いましたが、ベーシック3番は、提供したいサービスが何かということと、サービスの基本・原点は何かが書かれていたらOKです。
友松:ありがとうございます。
つづいて、迷っているベーシック4番です。
まずは、リッツ・カールトンのベーシック4番を読みますね。
4.「従業員への約束」は、リッツ・カールトンの職場環境の基盤です。すべての従業員がコレを尊重します。
すべての従業員が誇りをもって仕事ができるようなことを考えないといけないということはわかりました。
でもここで止まってしまいました。
清水:ちょうど今、ベーシック4番についてのコラムを書いていたところでした。
コラムの原稿を送りますので読んでもらってもいいですか?
▼ベーシック4 従業員とWin-Winの約束をしていますか?
https://business-study.com/basic-4/
友松:はい。読ませていただきます。何分か時間をください。
【編集後記】
リッツ・カールトンの20個のベーシックを参考にクレドサクセス実践会のベーシックを作りました。
そのときにかわされた内容が今回のインタビューの記事になっています。
私はベーシックにふれるのもつくるのも初めてなので、リッツ・カールトンの20個のベーシックを参考にするしかありません。
でも、ベーシックはホテルで使うことを前提にした内容ですから、清水先生が言うようにメソッドを抽出しなければなりません。
ここでのメソッドというのは、目に見えない意図のようなものです。
だから、目に見える部分でマネるのではなくて、なぜこの内容なのだろうか?と考えて作ることが大切になってきます。
そしてベーシック4番で、従業員との約束につまづいてしまいました。
出演/清水健一郎
清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。
リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。
2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。
インタビュアー/友松はじめ
クレド勉強会 友松はじめ
勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる
現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中