著者:友松はじめ
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ベーシック作ります

今回から、クレド導入に欠かせない仕組み、ラインナップについてフリートーク形式のインタビューを公開していきます。クレドを作るのは比較的簡単だということは、もうコラムを読んでくださっている方ならご存知だと思います。

何が難しいかというと会社やお店に、作ったクレドを浸透させることが難しいのです。
しかし、逆に言うと、浸透させる作業をやっていない会社やお店がクレドを作っただけで終わっている。クレドはリッツ・カールトン以外では成功しないと言っているだけであると言えます。

では、『浸透させるにはどうしたらいいの?』
ということに当然なるわけですが、その方法の一番の柱がラインナップです。
ラインナップはリッツ式の朝礼で、始業前の15~20分で行なう、クレド・カードに書かれた内容を題材にしてディスカッションをするというものです。

今回もリッツでの勤務経験はおろか、サービス業にも従事した経験の無い、私友松が、元リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフだった、クレドコンサルタントの清水先生に、素人目線でラインナップについていろいろとお話しをうかがっています。

ぜひ、クレドの制作、導入、浸透にお役立ていただけたら幸いです。
また、こういうインタビューを読みたい等ありましたらご連絡下さい。

友松:今回もお時間をいただきありがとうございます。本日もよろしくお願いいたします。

 

清水:こちらこそ、よろしくお願いいたします。

 

友松:クレドサクセス実践会のクレドを作らせていただいて、毎日読んでいるのですが…。
ただ、目の前のクレドを読んでいるだけだなという感じがしているんです。基本的に今は、私1人で何もかもやっていますので。
そこに若干物足りなさを感じつつ、清水先生のコラムを編集してブログにアップしようと思って原稿を読んでいたんです。

▼レシピではなく、メソッドが大切。/クレドサクセス実践ブログ
https://business-study.com/service_column-6/

 

清水:はい。

 

友松:原稿の中で、『ラインナップでディスカッションしていたら、※メソッドが分かってくるよ』という主旨の内容を読んでいて、1人で作ったクレドを読むことも大切だけれど、誰かとディスカッションすることも大切だなと感じるようになりました。※目に見えているものの見えない意図の意味

こういう気持ちになってみて、はじめてラインナップに必要性や興味が湧いてきましたね。

 

清水:そうですね。ラインナップする前の準備って必要ですよ。とりあえず整えないと。

 

友松:ラインナップする前の準備?

 

清水:つまり、クレド・カードを準備しないとラインナップってやりにくいですね。
一応、クレドとビジョンとミッションまで友松さんも作れましたよね。そして現在はベーシックを作ってもらっている状態なんですけど…。

どうですか?20個のベーシックを参考に作ってみてと宿題をだしていましたが、増えそうですか?ベーシックは。

 

友松:20個までベーシックは作りたいと思っています。それに作れるとか作れないとかではなく、私の場合はベーシックのメソッドを学びたいので無理矢理にでも20個を作りたいと思っています。

 

清水:そういうふうな考えなら大丈夫ですね。もちろん他の方は20個作る必要はまったくないのですが、友松さんの場合はクレドを研究していますからね。(笑)

 

友松:はい。(汗)

 

【編集後記】

清水先生のレクチャーを受けながら、クレドサクセス実践会のクレドを作っていました。
インタビューの中にもありましたが、クレドとビジョンとミッションは制作できて、このインタビュー中はリッツ・カールトンの20個のベーシックを参考に、行動指針になるベーシック作成に挑戦中でした。

さて、ベーシックは出来上がるのか?
次回もよろしくお願いいたします!

 

 

出演/清水健一郎

清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。

リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。

2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。

 

インタビュアー/友松はじめ

クレド勉強会 友松はじめ

勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる

現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中

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