著者:友松はじめ
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ノートもペンもいらない。読んだ本の内容を忘れにくくする方法

いつもご購読ありがとうございます。
ビジネス勉強会
読書会ファシリテーターの友松です。

本を読んでも忘れてしまうのは、アウトプットをしていないから。

本を読んで感動しても、読みっぱなしにしておくと、
時間の経過とともに、どんどん本の内容を忘れてしまいます。

人間の記憶量と忘れる速さを表した、
エビングハウスの忘却曲線という有名なグラフがありますが、
このエビングハウスの忘却曲線によると、

人は、覚えたことを
20分には42%忘れ、
1日たつと、なんと74%も忘れてしまうんです。

読んで感動した本を誰かに紹介するとき、

「これすごくよかったよ、読んでみて。」
「よかったよ、すごく。ほんと。」

としか、本の説明が出来なかったとしたら、
アウトプットが出来てない証拠といえるかもしれません。

 

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■何をしたら忘れにくくなるのか?
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本の内容を忘れないようにするには、
アウトプットを前提にした読書をするといいです。

具体的には、
読んだ本の内容をSNSに投稿したり、
ブログに投稿したり。

それから、
読みながら読書ノートを書いたりする。

そうすると、
それが読書のアウトプットになります。

なぜアウトプットすると、記憶に残りやすいかというと・・・、
本を読んだだけでは、知識記憶といって、
暗記に近い記憶で、長く覚えておくことができないんです。

でも、読んだ内容をアウトプットすることで、
知識記憶になり、長く覚えておくことができるようになるんです。

詳しく説明すると長くなるので簡単に説明しましたが、
本の内容を覚えておきたいなら、アウトプットするのがおすすめです。

 

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■アウトプット、少し大変そう
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アウトプットが大変そうと思うのなら、

本を読んだ後に、家族でも友人でもいいので、
すごくよかった!ためになった!という感想ではなく
自分が読んで1番印象に残った内容から
話しを聞いてもらってください。

その時、
自分の場合はこの本の内容をこんな風に活かす。

とか、

君の場合だったらこの内容をこんな風に活かすといいよ。

とか、

見方を変えながら、
がんばって説明してみるといいですよ。

本当は話すだけでも効果はあるのですが、
同じ内容を視点を変えて話すことで、
より一層忘れにくい記憶に変換されるでしょう。

もし難しそうだと思ったら、
ここの内容が良かったとか、本の話しを聞いて欲しい人に
ピッタリの内容をイメージして話してみたり。

 

上手にやろうとしないで
楽しみながらやってみてください。

そして、アウトプットしたときと、
していない時の印象を比べてみてください。
アウトプットした本の内容は長く記憶に残りますよ。

簡単なので、せっかく本を読んでいるのなら
ぜひ、人に話すだけのアウトプットを取り入れてみてください。

 

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■編集後記
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何年か前に受講した記憶術のセミナーで、先生が1人の受講生に、
「あなたの夢はなんですか?」
と聞いたんです。

すると、その受講生は、
「富士山に登ることです。」
と、答えました。

それを聞いた先生は、
「では、いつなら登れますか?」
と受講生に質問して、

最後には、よく覚えていませんが、1~2ヶ月後には、
夢だった富士山に登ることになりました。

結局、夢っていっても、
行動しないだけで、いつでも出来るんですよね。

その出来事を急に思い出した私は、
ずっと前からやってみたかったあることをやることにしました。

やると決めて、
コツコツと空いた時間にやっていると、意外とできるもので、
そして、分からないところは、YOUTUBEなんかを見ると、
詳しい動画があったりして、自分では、まだ上手に出来ないんですけど、

写真を見ただけで、
どうすれば写真通りになるのか、
材料は何なのか、わかるようになりました。

仕事の合間の息抜きとしてやっていることなんですが、
先ほどの富士山に登ることと一緒で、

夢だなんて思っていても、
もしかしたら、だた行動を起こしていないだけ
かもしれないですよね。

 

【ビジネス読書会3大原則】

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【1】ビジネス読書会が薦める4読書法
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(1) ダイジェスト読書をしてから本格的に読む順番
ダイジェスト読書→判断→通読or精読or読むを止める
(2) 興味が持てるものから読み進める。既知から未知
ビジネス漫画→ビジネス小説→ソフトカバー→ハードカバー
(3) 未知の分野では簡単から本格的なものに読み進める
入門書→専門書 に進む (概要から詳細へ、総論から各論へ)
(4) 勉強しないといけない分野では複数書籍、多読
1分野で数冊、十数冊の書籍を読む(同じ角度、違う角度の視点)

この4大読書法を提唱し、
効率的に記憶に残るビジネス読書を普及させます。

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【2】読書会、ダイジェスト読書法の研修会・勉強会を全国に
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・朝活、社外勉強会、夜活
・店舗・社内の早朝勉強会、研修
・新人研修・就職活動生への読書普及
・産休などで一度リタイアされた方の社会復帰

など、様々なことに読書を役立てていただくべく、
読書法を習得できる読書会・研修会をたくさん開催します。

楽しいイベントとして、1人でも多くの人に楽しんでもらい
読書の輪を広げていきます。

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【3】ビジネス読書会のビジョン・ミッション
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読書は私たちに様々なものをもたらしてくれます。

ですが、読書習慣を持っている人は思いの外少なく、
2009年の文化庁が行った調査では、
・「1ヶ月に一冊も本を読まない」人は46.1%
・「月に1,2冊は読む」と答えた人は36.1%
・「月に3,4冊 本を読む」と答えた人は10.7%
との結果が。

裏返せば(誤解を恐れず言えば)、
「月に3月以上読む人」=日本人TOP10%
とも捉えることができます。

そこで、ビジネス読書会では、読書会・研修の開催を通して
日本TOP10%入りの社会人を増やします。
日本TOP10%入りの社会人で構成された
日本TOP10%入りのお店や会社を増やします!

ビジネス読書を普及し、
日本中の読書家を育成する。

それが私たちの実現したいことです。

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