職場はブラック珈琲。職場の空気が変わりコミュニケーションが円滑に / クレドサクセス実践ブログ
今回のインタビューは、
クレド6ステップ導入マニュアルに入っている特別教材、
誰でも主役になれる。
スポットライト効果でモチベーションがあがる!
職場の空気が良くなり、円滑なコミュニケーションが業績UPにつながる
を取り上げたいと思います。
職場が良くなるのはブラック珈琲が飲めるようになるのと似ていた
友松:それでは清水先生よろしくお願いします!
職場の空気が良くなり、円滑なコミュニケーションが実現することは
とても良いことですが、どんなことをするのでしょうか?
清水:今となっては珍しく無くなってきましたが、私たちがこの仕事をはじめて
『これ』をするということは、まだまだ珍しかったです。
友松:私も前の職場でリッツ・カールトンのマネをしてやっていました。(汗)
(『これ』ってクレドのことじゃないですよ。誰でもやっていることですが、
職場で活用している会社が少ないというものです。)
清水:『これ』のいいところは何かと言うと、職人の世界といいますか、
ホテルマンの世界でも上下関係がとても厳しかった時代があったんです。
上司に対して、あいさつしか声をかけられないとか、言葉は悪いですが
『オレはな、お前みたいな下っ端が気軽がしゃべれる相手じゃないんだぞ』と
いわれた時代があったんですけど、リッツ・カールトンでは、
そういう風土を完全に無くしたなと思ったのが『これ』でした。
清水:さらに言うと、『これ』があると総支配人からわざわざ声をかけに来てくれたりとか、
逆に総支配人に自分から声をかけることもできるので、距離がとても縮まるんです。
『これ』が会話のきっかけになって、総支配人が、入社したばかりの新入社員に
『仕事はどうだい?』と声をかけて『実は、こんなことで悩んでいます・・・』と
新入社員が言えば、『じゃあ、そこはこうしたらいいよ』なんて
総支配人から直々にアドバイスをいただけることもあります。
アドバイスをもらった新入社員のモチベーションは上がります。
上司や部下、先輩や後輩など、声をかけやすくなるので
コミュニケーションがしやすくなります。
コミュニケーションがしやすくなればスタッフの成長も進みますよね。
やっぱり、総支配人から直々に教えてもらったらモチベーションも上がるじゃないですか。
会社なら社長から直接教えてもらったらモチベーション、上がりますよね。
友松:上がりますね。
そういうルールを作っておけば、上司や先輩、あとは苦手な人にも声をかけやすくなりますね。
それに部下が何を考えているか分からない、何をきっかけに声をかけたらいいのか、
といった悩みも解決できそうです。
清水:そうですね、コミュニケーションのきっかけには絶対になってますね。
友松:この教材にも『これ』の効果が書かれていますが、職場の空気が良くなる?
清水:良くなる。今となってはあって当たり前とも言えます。
友松:私も以前の職場で『これ』をやっていました。
でも、『これ』と比べてみるとリッツ・カールトンのような自由で自然な感じではなかったですね。
私が以前の職場でやっていた『これ』は、やらないよりははるかにいいとは思いますが、
きゅうくつな感じがします。そういえば経営陣は対象外でした。
その場で終わってしまいますから、廊下ですれ違っても声をかけづらいままでしたね。
では、リッツ・カールトンだと部署も人もたくさんいらっしゃるわけですが、
『これ』の情報の共有はどうしていたんですか?
清水:それは、それぞれの部署で行う日々のラインナップやみんなが利用する社員食堂に
貼り出したりしていました。名前と顔写真付きの書類が回ってきて、名前と顔を覚えるんです。
ですから、『これ』のおかげで、まだ会ったこともない、
しゃべったこともない人を覚えることもできました。
顔と名前が一致しなかった人も『これ』で一致しますし、声をかけやすくなります。
友松:私はブラックコーヒーが飲めなかったのですが、少し努力して飲めるようになると、
なぜこんなに美味しい飲み物を今まで飲めなかったんだろう。と思ったものです。
今お話しいただいたように、上司と部下、社長と社員のコミュニケーションも、
はじめる前は、何をしゃべっていいのか分からず、一歩が踏み出せないのですが、
やってみるとなぜこんな簡単なことを今まで取り入れなかったんだろう?と
感じていただけると私は思います。
ところで、清水先生も『これ』で、知らない人から声をかけられることがありましたよね?
そのときどんな気持ちがしましたか?
清水:どんな気持ち・・・?そうですね、『あ、どうも!』って感じですかね。(笑)
でもうれしかったですよ。
次号につづく
出演/清水健一郎
清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。
リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。
2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。
インタビュアー/友松はじめ
クレド勉強会 友松はじめ
勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる
現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中