今は昔より厳しい時代 クレド6ステップ導入マニュアルステップ2 / クレドサクセス実践ブログ(インタビュー)
今回からクレド6ステップ導入マニュアルのステップ2がどんなマニュアルなのか。
ステップ2を導入することで、どんなメリットがあるのか。
そのあたりのことについて開発者の清水先生にインタビューしていきます。
クレド6ステップ導入マニュアルを購入後のクレド導入の参考にしてみてください。
【友松】:今日はクレド導入マニュアルのステップ2の効果・メリットについて清水先生に掘り下げてうかがっていきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いします。
【清水】:よろしくお願いします。
今回からステップ2についてのインタビューということなのですが、つきつめていくと自分の敵は内部だと思うんですね。
【友松】:内部が敵とはつまり自分自身ということですか?
【清水】:もちろんそれもですが、組織もです。
ナポレオンの
「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」
という名言がありますが、これは自分にも組織にもいえることです。
【友松】:ステップ2のテーマのひとつといえるかもしれないですね。
ステップ2では「誕生日」と「ありがとう」の2つがキーワードになります。
ステップ2について私が以前勤めていた会社での出来事なのですが、ある経営コンサルタントの先生の著書からだったかはわすれましたが、バースデーサークルというエクササイズを会社にとりいれていました。
バースデーサークルのように「あなたが生まれてよかった」というようなメッセージは恥ずかしいということでしませんでしたが花束と寄せ書きと上司からのメッセージを贈るっていうのをやっていました。
最初は恥ずかしいんですが慣れてくるもので。
お祝いされて涙を流す人もいてみんなそれなりに中はよかったですね。
ですから、クレド6ステップ導入マニュアルのステップ2の効果は実感できます。
ステップ2で使用するのは『誕生日』と『サンキューカード』の2つですが、マニュアル・ステップ2を開発した経緯を教えていただけますか?
【清水】:以前からブログのコラムなどでも書いているお話なのですが、たとえば『誕生日』や『サンキューカード』ってなんですか?必要あるんですか?と思う世代があります。
バブル世代から上の世代ですね。おそらくバブル時代や高度成長期の時代に『誕生日』や『サンキューカード』を導入しようとしたら反対する人が多かったんじゃないかなと思います。直接『仕事に関係ない』ですからね。
とにかく働きましょうという空気だった。
【友松】:健康ドリンクの『24時間働けますか?』というキャッチコピーを普通に受け入れてましたね。『誕生日』や『サンキューカード』に必要性を感じることがなかった時代。とにかく馬車馬のように働かないと、それが普通という感じでした。今そんなCMが放送さらた炎上するかも。
【清水】:そういう世代、そういう時代だったんですね。とにかく働きなさい。働かせなさい。という時代。だから『誕生日』や『サンキューカード』をビジネスで使うなんて発想も無かったですよね。
【友松】:社内の人の誕生日を祝うとか『こそばゆい』感じですし効果も感じませんでしたね。
【清水】:この時代は、それだけ社員さんに働いてもらったらそれだけ給料を支払えた時代でした。社員さんもそれが分かっているから大いに働いた。
でも今、そんな働き方が時代にあわなくなってきているように思います。
【友松】:そうですね。
【清水】:バブルとか高度成長期の時代の人は、自分たちの時代は厳しかった、こんなに仕事をしていたというのですが、今のほうが厳しい時代だと私は思います。
【友松】:どういうところが厳しいと?
【清水】:売上をあげるのがバブルのときより難しいでしょう?
【友松】:難しい。絶対難しいです。
【清水】:そうでしょ? だからどちらが厳しい時代かと比較すれば今の時代ではないでしょうかと私は思うんです。
【友松】:昔は売るためにこんなに細かく考えて気を配らなければいけない時代じゃなかったです。
【編集後記】
クレドを研究している友松です。
本日の清水先生のインタビューはいかがでしたか?
今は社員を採用しようと思っても応募が集まらないし、せっかく採用しても3年と続かないという話を聞きます。
知り合いの経営者の方が経営者同士の交流会に参加すると採用の話よりも離職の話の方がメインになっていると聞きました。
信頼している、頼りになると思っていた社員が突然やめる、採用したばかりの社員がすぐやめてしまう。
辞める理由はいろいろあるでしょうけれど、ひとつは今の会社が好きになれない、上司や先輩や同僚との信頼関係がないことがあげられると思います。時代は違いますが私もそれが原因でとても苦労しました。上司もそれについてまったく努力していませんでしたしそういう仲間同士の信頼関係や職場を好きになることというのは仕事には関係ないという時代でしたからね。
でも今はどうでしょう?
決して給料や待遇だけで仕事を決めている人なんて多くないですよ。
給料や待遇で入社しても慣れてしまえば気になるのは職場の環境です。
今働いている会社を仲間を好きになれるか信頼できるかというところは大事な部分です。
社員さんに『会社が好き』『上司や同僚が信頼できて好き』と思ってもらえる取り組みや仕組みをやっているでしょうか?
ステップ2はその解決策になるマニュアルだと思います。
出演/清水健一郎
清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。
リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。
2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。
インタビュアー/友松はじめ
クレド勉強会 友松はじめ
勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる
現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中