著者:清水健一郎
Pocket

リッツ・カールトン元支配人が学んだ一流のホスピタリティ心得/林田正光(著)

クレドコンサルタントの清水です。
今回は、私の元上司であり私の経営する飲食店バスティアンのお客様第一号になっていただいた林田正光さんの著書「リッツ・カールトン元支配人が学んだ一流のホスピタリティ心得」の本を通してクレドのお話しをしていきたいと思います。

「リッツ・カールトン元支配人が学んだ一流のホスピタリティ心得」の「はじめに」から、興味深いお話が書かれていてワクワクしています。

 

ホスピタリティと和の文化

それは、千利休の「利休七則」です。
個人的に歴史が好き、というのもあります。
それから、私の尊敬するサービスの先輩、上司のみなさんのほとんどが実は「茶道」の経験者なのです。

茶道の他にも「華道」や「書道」の経験をしている方もいました。
そして、みなさんは今でも名立たるホテルで役職についておられます。

世界一のソムリエ田崎信也氏も茶道や和食のおもてなしについて勉強されていたことは、我々の業界では有名なお話です。

田崎信也氏がソムリエの世界大会の前、ソムリエの日本大会で1位になられて世界への切符を手にされた時、日本料理のレストランに勤務されていた事が話題になりました。

それだけ我々、サービス、ホスピタリティの仕事に従事している者にとって、「茶道」「千利休」というのは勉強しがいのあることなのです。

 

どん底の経験とリッツ・カールトンでの成功

そして、もう一つ興味深い事は、、、
林田さんの人生のターニングポイントが、大病を患い32年務めた会社を退職しリッツ・カールトン大阪に挑戦したというところです。

大病を患わなければ、林田さん自身のリッツ・カールトンでの成功は無かったと書いています。
失敗、トラブルなく成功した人の話よりも私はどん底から這い上がってきた人の話が好きです。

大半の人がそうだと思います。
それは勇気づけられるからです。

「はじめに」の終わりの方に「働く方々がいろいろなストレスで心を病んでしまったり、志半ばで現役を退くようなことにならないよう、私の体験が少しでもお役に立てればうれしいです。人に対するホスピタリティと同じくらいに、自分自身への思いやりも、ホスピタリティの大切な心得だと気づきました」と書いてあります。

正直、私もサービス、ホスピタリティと言う仕事を22年続けてきました。
そのなかで、ストレスで心を病んでしまい、志半ばで転職してしまった人、なかには自ら命をたってしまった人も見てきました。

そんなストレスで心を病んでしまったスタッフに対しても寄り添い、ホスピタリティをもって語ろうとしているこの著書「リッツ・カールトン元支配人が学んだ一流のホスピタリティ心得」。

さっそく、読み進めて、私なりにコラムを書かせていただきたく思います。
よろしくお願いいたします。

 

【編集後記】

クレドを研究している友松です。
本日の清水先生のコラムはいかがでしたか?

私も「リッツ・カールトン元支配人が学んだ一流のホスピタリティ心得」は読ませていただきました。
リッツ・カールトン関連本の著者のなかで一番好きなのが林田正光さんです。

クレドコンサルタント清水先生とのご縁は、私が読書の虫で、たまたま友人から紹介された清水先生の著書「社会人として大切なことはすべてリッツ・カールトンで学んだ」を読んで感動して清水先生にメールをしたところからでした。

その清水先生のお店のお客さま第一号が林田正光さんというのに私は勝手にご縁を感じています。
林田さんはもう亡くなられていますので新しい著書を読むことができず残念ではありますが、今後まだ読んでいない本を少しずつ読んでいきたいと思っています。

話をもどします。
リッツ・カールトン関連本の中で一番好きな著者が林田正光さんです。
理由は、清水先生の今回のコラムにもふれられていましたが、大病後、49歳からリッツ・カールトンに挑戦し、そこから新しい経験を積んでホスピタリティの第一人者になられたこと。

ホスピタリティの第一人者になったことに注目しているのではなく、49歳から新しい自分を作ったというところに、私はとても魅力と勇気をもらっています。

クレドを学ぶコラムからは少しはずれる話になりますが、40代、50代は一般的にはもう終わりというか、新しいことにチャレンジするよりも守りに入る年代だと思います。

仕事も慣れていますし、視力は老眼、体力は衰えてきています。
気力もあまりありません。

今が順調ならこのまま波風たてずにいければOK。
という人が多いのではと思います。

でも、49歳でもゼロからまた、自分でも予想のできない人生を作ることができるのだということを林田さんの生き方を通して学ぶことができます。

私は林田さんの著書から勇気をもらっています。
林田さんは人生の見習うべき人の1人になっています。

クレドの勉強のために読んだ本の中で出会った著者の1人が林田さんでしたが、出会えてよかったと思っています。

清水先生が林田さんの著書「リッツ・カールトン元支配人が学んだ一流のホスピタリティ心得」からどんなクレドの学びを書いてくれるのか、清水先生と林田さんのお二人の中で語られた話もあるでしょうから、今から楽しみです。

 

著者/清水健一郎

清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。
リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。

2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加