著者:友松はじめ
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ペーシングって何だ? ペーシングを制する者は社内コミュニケーションを制する?

こんにちは。友松です。

前回社内コミュニケーションにミラーリングを使うという話をしました。
今度は社内のコミュニケーションにペーシングというビジネスユースNLPのテクノロジーを使ってみようというお話です。

ミラーリングのメリットは前回お話しした通りですがデメリットもお話ししていました。
ミラーリングのデメリットは相手にバレやすいということです。
相手にバレやすいのでバレにくいミラーリングを紹介したのですが、今回の記事で紹介するペーシングはミラーリングよりもさらに相手に悟られにくいラポールを取る方法です。

このミラーリングを使えば簡単に社内のコミュニケーションを制することができるかもしれませんよ。

ではミラーリングはどんなことをするのかというと相手の呼吸に自分の呼吸を合わせるだけ。
それだけです。

ミラーリングやバックトラッキングはラポールを取るのにとても有効なテクノロジーですが使い慣れるまでは相手に悟られるというデメリットがあります。
ただ使い慣れてくると使われてる相手はとても話しやすく感じるのでミラーリングもバックトラッキングも使って欲しいと思っています。

さてペーシングですがこれは自分の呼吸を相手に合わせるだけなのですが、ちょっとだけコツがいります。
相手の呼吸のペースを掴まなければいけないので、相手を観察しないといけないのですが呼吸が浅い人もいたりして分かりにくい場合があります。

相手の呼吸を観察するコツとしては相手の肩の上下の動きをよく見ること。
そうすると息を吸っている時は肩が上がり、息を吐いている時は肩が下がるのが分かります。
もちろん呼吸の深さの個人差があるので、肩がわずかしか動かない人もいて、そこは注意して観察する必要があります。

そうやって相手の呼吸を観察して自分も相手に合わせて呼吸をします。
たったこれだけなのですが相手の呼吸に合わせると不思議と相手がしゃべるペースに自分も合わせることができてきます。

呼吸を合わせることで話し方のペース、テンポもあってくるので相手が非常に話しやすく感じます。
コミュニケーション関係のビジネス書によく書かれていますが早口の相手には早口で話を合わせて、ゆっくり話す人にはゆっくりしたペースでこちらも話すようにするとコミュニケーションがしやすいとよく書かれています。

これは自分の呼吸を相手に合わせるというのと同じだと思います。
例えば深いゆっくりとした呼吸をしながら早口で喋ることはまず無理ですし、浅く早い呼吸をしながらゆっくりと喋ることも無理です。

なので相手のペースに自分のペースを合わせるよりも先に、自分の呼吸を相手に合わせる NLP のペーシングをまずやってみることをお勧めします。
そうすればまず呼吸を合わせた時点でラポールが取れるからです。

楽ですよね。

このペーシングを使って社内の会議やミーティングでは決定権のある人の呼吸に合わせてラポールをとる。

他部署の人たちとコミュニケーションができる休憩所や喫煙所でもペーシングをやってみる。
そうすると気付かれないうちに社内のいろんな人たちとの人脈が作れて自分の仕事も進めやすくなっていく環境が整ってくるでしょう。

ペーシングは自分の呼吸を相手に合わせるだけですから簡単に試せますし相手にも悟られにくいというメリットがあります。
よかったらペーシングを使ってみてください。

 

この記事を書いた人/友松はじめ

勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる

現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中

 

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