著者:友松はじめ
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ミラーリングで社内コミュニケーションはうまくいく

こんにちは。友松です。

社内のコミュニケーションって年々難しくなってるみたいですよね。
ちょっと厳しめにするとパワハラ、女性を褒めたつもりでもセクハラ、仕事が終わった後に飲みに誘うのも嫌がられる。

気軽にコミュニケーションもできない世の中になってきてるようで、世のビジネスマンは本当に大変だなあと感じます。
まだまだビジネスは男性社会と言いながら、正直男性にとってはとても生きづらい社会になってきてるんじゃないかなと感じます。
もちろん女性は女性で大変なことあるのであくまでも男性目線なんですけどね。

で、社内コミュニケーションは色々大変だと思うんですが言葉を交わさなくても NLP のテクノロジー、ミラーリングを使うとラポールをとりやすくなります。

『え? ミラーリング?』

と思った人もいると思います。
そうですミラーリングは NLP を知らなくてもミラーリングだけは知っている人という人は多い、よく知られたコミュニケーションスキルです。

仲良くなりたい相手と同じ動作をすればいいという簡単な方法でできるNLPのテクノロジーです。
方法が簡単で誰にでもできることから、非常に流行った方法ですけどあからさまにやるとすぐ相手にバレてしまいます。

それにちょっと詳しい人なら『今ぼくに、この人ミラーリングやってるよね』なんてすぐバレてしまいます。
ミラーリングは誰にでもできると言っても上手にやらなければ、やられている人は気持ち悪いぐらい違和感を感じてしまいます。

本当にラポールが取れた状態なら、例えば何の意識をしなくてもコップの水を飲むときのタイミングが相手と全く一緒になるなんて事が起こります。
この時、意識しなくても同じ動作になる時にはすでにラポールは取れている状態です。

ラポールが取れているから二人の動作は同じになるです。
元々はそれがきっかけで同じ動作をすればラポールが取れるんじゃないかということで研究が始まってミラーリングができたと記憶しています。

相手が頬杖をつけばこちらも頬杖をつく、相手が腕を組めばこちらも腕を組む、相手がコップの水を飲めばこちらもコップの水を飲むというように真似をすればミラーリングはできるのですが、一旦相手に違和感を与えてしまうとラポールを作ることが難しくなります。

それでもミラーリングはラポールを作る時に有効なんです。
ではどうやって相手にバレずにミラーリングをするかなんですけど、相手が腕を組めば自分は足を組む、相手が右腕で頬杖をつけば軽く右腕をこちらはあげてみる。
またテーブルの下は相手も見えないので見えないところは相手と同じような足の置き方をするなどなど。

その他にも、相手が右腕を動かしたらこちらも小さく右腕を動かすというように、あからさまに相手と動きを同じにしなくても、相手にわからないように少しだけこちらも動作を合わせるということも、ミラーリングとして成立します。

会議だったら集まったのかで決定権のある人にわからないようにミラーリングする。
部下とのミーティングで部下に分からないようにミラーリングしてみる。
休憩所の喫煙室で他部署の人と雑談する時も、片手にタバコを持ちながら相手に気づかれずに小さく真似してみる。
こんなことでもラポールを取りやすくなります。

今回は社内コミュニケーションにミラーリングを使ってみようということで記事を書いていますけどこれは取引先でも有効です。

どうしてもミラーリングが有名になってしまって、あからさまに相手の真似をすると気づかれてしまうというデメリットがありますが、このように相手にわからないように動くことでもミラーリングができるということを今回はお伝えしたくて記事にしました。

あとミラーリングのコツとしては鏡面で真似をするというのがポイントです。
鏡面、つまり鏡のように真似をするということなので相手が右腕を動かせばこちらは左腕を動かすし、相手が右足を動かせばこちらは左足を動かすというように鏡に映った自分のようなイメージでミラーリングをしていくといいです。

ミラーリングは簡単に取り入れられる NLP のテクノロジーです。
先日も読書会を開催した時に参加してくれたビジネスマンの方がミラーリングは知っているけどバレやすいですよねとおっしゃっていました。

それくらいミラーリングは知られているので使いにくいと言われています。
でも逆に言うとこの状況はミラーリングが使えるチャンスかもしれません。
だってみんながミラーリングはバレると思って使ってないから。

ぜひ今回の記事の内容を参考にちょっとでもいいのでミラーリング使ってみてください。

 

この記事を書いた人/友松はじめ

勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる

現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中

 

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