著者:友松はじめ
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ありがとうと伝えるのは愛犬との交流に似ている? メタファー

何かをしてもらったら『ありがとう』と伝えるのは人として当たり前。
何かをしてもらったときは『ありがとう』と言いましょう。

小さなころにそう教えてもらった人は多いと思います。
私も母親から何度も何度もイヤになるくらいしつけられました。
そんな私でも、何かをしてもらったときに心から『ありがとう』と言えているだろうか? と考えると自信がありません。

相手がどう思っているのか『ねーねーありがとうって言われてうれしい?』と確認することなんかできませんし。
それにどこかありがとうと言うのが気恥ずかしい。

本当は感謝しているんですよね。
でも伝えるのが気恥ずかしい。
おそらく私と同じような考えの人は多いのでしょう。

最近はアプリを使ってありがとうを伝えることを推奨する企業が出てきています。
驚きました。

あのリッツ・カールトンでは昔からサンキューカードというツールを使ってありがとうの気持ちを会社の仲間に伝えていたといいます。
サンキューカードを多く配った人やサンキューカードを多くもらった人は会社から表彰されたり、人事考課の参考にしたりとメリットも大きいです。

詳しくはわかりませんが、アプリを使って感謝の気持ちを伝えあう仕組みもそういう狙いがあるのだろうと思います。
カードに書いて人に渡すよりも手軽だしデータの管理もしやすいし、サンキューカードの仕組みを導入するならアプリの方がいいかもと思ってしまいました。

さて、ありがとうと伝えるのが気恥ずかしいという話ですが、これはたんに『ありがとう』を言い慣れていないからだろうと思います。

言い慣れていないのと言われ慣れていないのもあるかもしれません。

『て…手伝ってくれてありがとう』
『おっ…おう。またいつでも言ってくれ』

なんて見ていてほほえましいですが、感謝の気持ちは言い慣れていたほうがいいし、言われ慣れているほうがいいと思うのですがどうでしょう?

愛犬なんか見てると、無償の愛を感じますよね。
感じるのは犬からなんですが、もう『好き好き』が無条件ですよね。
大好き100%で真正面から私たちに向かってくる。

そのときの犬の気持ちが『ありがとう』なのかどうなのかはこの際問題じゃなくて、100%好きで来られると、犬嫌いじゃなければこちらもうれしくなっちゃいますよね。

ありがとうを伝える側でも受ける側でもどちらでもいいので愛犬と同じような気持ちというかテンションというか、無償の気持ちで感謝したりよろこんだりできれば両方がハッピーになれるんじゃないでしょうか?

職場を前向きな姿勢に変えるために有効なサンキューカードについて、メタファーをつかって説明してみました。
犬を飼っている人じゃないとわからない事かもしれませんが、メタファー(比喩)を使うことで分かりにくいことも何故か不思議とよくわかることがあります。

メタファーを使うコツは普遍的な事柄を使うとうまくいきます。
普遍的というのは自然現象などだれが見ても変わらないことです。

クレドの導入のほかにも、初めてのことで説明がしずらいな、理解してもらいにくそうだなと思うときはメタファーをつかって説明することをおススメします。

 

 

この記事を書いた人/友松はじめ

勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる

現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中

 

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