著者:友松はじめ
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お客様とのコミュニケーションの質を自分で上げるには?

今回は、NLPの視点からお客様とのコミュニケーションの質を自分で上げることについて考えてみたいと思います。
仕事をしていると自分の仕事のやり方に対して指摘してくれる上司や同僚がいると思います。

自分より能力が下だと思っている同僚からもアドバイスをもらうことがあると思うんですが、そのアドバイスがとても的確で驚いたという経験を持っている人も多いのではないでしょうか?

自分より成績が悪い人でも、仕事のことで的確なアドバイスをくれる。
なぜ? どうして?
と感じるかもしれませんが、これは客観的な目であなたを見ることができているからです。

 

主観的な視点と客観的な視点

「自分のことは自分がよくわかる」

なんてよく聞きますが、NLP的にいうと違うことが多いです。
なぜかというとほとんどの人が自分のことは主観的に見ているからです。
習慣的にみていると灯台下暗しというか、自分のことで見落とすことが多くなります。

私もビジネスパートナーとのミーティングでそこをよく指摘されて「あー、そうだった、そうだった」と思い直して調整することがよくあります。
それだけ自分を客観的に観察するのは難しいんです。

主観的な視点とは完全に自分の内側から、自分の目で周りを見て感じて考えている状態です。
客観的な視点は、私達が他人を見るような視点で自分のことが観察できている状態です。

他人を主観的に見ることはできませんよね?
だから自分より成績の悪い同僚でも、あなたへのアドバイスが的確だったりするんです。
それは第三者として客観的に見ることが出来ているからです。

でも自分のことになると途端に客観的に見れなくなってしまうので、それが成績にも反映されてしまうんですね。
ですから自分のことを客観的に見ることができるようになれば、誰かに指摘されなくても自分で気がついて自分で修正することができるというわけです。

 

自分で自分の行いを評価する

今回はお客様とのコミュニケーションに活かすのがテーマなので、たとえばお客様と話している時に注意深く自分を観察する訓練をするといいですね。

どんな訓練をするかというと、お客様とコミュニケーションしていときに、緊張していないか、早口になっていないか、お客様の話をちゃんときいているか、目を見てはなしているか、お客様に呼吸をあわせているか、落ち着きのない動きをしていないか、汗はでていないか、心臓はバクバクなっていないかナドナド。

自分を客観的に見れていない人は、今例に上げたような自分の変化に気がついていない場合が多いのです。
でも、気がついたらもうこっちのものです。
こうやって自分がお客様とコミュニケーションしているときに意識して客観的な視点で評価してみましょう。

簡単な方法としては、テレビ画面に写った自分を画面の外から見ているようなそんなイメージで自分を見るようにしてみましょう。
また気がついても修正ができないときは、今居る位置から少し移動してみます。

移動することで今の自分から意識を切り離しやすくなります。
試してみてください。

 

自分で自分を修正する

気がついてしまえば後は修正するだけです。
みんな気がつかないから苦労するのです。

気がついたら、もしその場で直せなくても大丈夫。
参考にしたい先輩や上司がいるのでしたら、あとからイメージでお手本にしたい上司や先輩の動作をすっかり真似できている自分を作ってそれにしばらく浸ってください。
これを何度も繰り返します。

そうやって修正していきましょう。

 

まとめ

今回はお客様とのコミュニケーションにNLPを活かすお話をしました。
客観的な視点でお客様に対して自分がどんな話し方や態度をしているかを客観的に見ることが出来るだけでも大きな進歩です。

みんな気がつかないから振り回されるんです。
気がついてしまえば、後は意識して修正するだけですから簡単です。
それから、お手本にしたい人を真似るのはNLPではモデリングといいます。

またモデリングについては別の記事でお話したいと思いますが、まずは客観的な視点、第三者のポジションから自分を見ることが出来るようになることだけでも大きな成長につながりますよ。

ぜひ今回の記事を参考にお客様とのコミュニケーションの質を上げてみることにチャレンジしてみてください。

私なんか、ちょっと油断すると指摘されてますし。(汗)
難しいなと思うこともありますが、探求しがいのあることだと感じています。

 

 

この記事を書いた人/友松はじめ

勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる

現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中

 

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