著者:友松はじめ
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NLPのメタファーを使う伝えたいことが抵抗なく疑いなく参加者の頭に入る

「主任むずかしくてわかりません」

わかりやすく伝えているはずなんだけど、どうして伝わらないんだろう?
そう思うことはよくある話です。
私なんか徹夜でパワーポイントとエクセルの資料を準備して翌日の会議に臨んだのに「何を言っているかわからない」といわれてましたから。

社内勉強会は会社の情報を共有して従業員の能力の底上げをするのが目的のひとつです。
ただネットで検索してみると社内勉強会の実施は少ないみたいですね。
基本的には自主参加でだれかがリーダーになって実施を継続していることが多いようです。
社内に勉強をしようとする人たちがいるだけでもその会社の未来は明るいのではないでしょうか。

私たちは社内勉強会に読書会形式の社内勉強会をオススメしています。
その理由のひとつがネタ切れ防止です。
読書会ですから毎回本を使って勉強をします。
読書会ですからいくつかパターンがあります。

参加者がそれぞれ自分がいいと思った本を持ってくる
テーマを決めてそれぞれがそのテーマにあった本を選んで持ってくる
テーマを決めて参加者全員で同じ本を読む

このようなパターンで読書会ができるので勉強のネタは無限にあります。
そして読書をしたあとは読んだ本の情報をシェアする時間を設けます。
勉強会の時間の都合もあると思いますが一人5分~10分くらいかけて読んだ本の発表をします。

そしてそのあとフリートークで意見や質問でディスカッションします。
読んだ本の内容を発表することでそれがアウトプットになって記憶に定着します。
また周りの参加者は発表する内容を聞いてわからないことを質問してディスカッションすることで読んでいない本の内容を知ることができます。

たとえば読書会参加者が5人いたとしたら、読書会に参加するだけで自分が読んだ本もいれて短い時間で5冊も本を読んだのと同じ情報料を得ることが可能になります。
だから読書会は従業員の能力の底上げを目的とした『研修』としてもオススメのコンテンツなんです。

文化庁が毎年行っている日本国民の読書量に関する調査では国民の約半分が月に1冊も本を読まないという結果がでています。
毎年行っている調査ですがこの割合はほぼ変りません。
月1冊の本にジャンルはありませんから、小説でも1冊です。

ですからビジネス書や実用書といった仕事に関係する本を読む人はさらに少ないと思っていいでしょう。
調査の対象者は16歳以上の働ける人たちが対象ですから、社会人がどれだけ本を読まないかがよくわかります。

ビジネス書を読むことで仕事に役立つたくさんの情報がカンタンに手に入れられます。
そして周りにビジネス書を読む人がいないのですからビジネス書を読む週間をつけるだけで退社を圧倒することができるようになります。

といって社長が「本を読みなさい」といったところで経営者のように本を読む習慣を身につける従業員はものすごく少ないと思ったほうがいいと思います。
そこで役立つのが読書会形式の社内勉強会なんですね。

月1回強制的に社内読書会を開催すれば月1冊、月1回の読書会開催なら月に2冊も本を読んだことになり、本を読まない他社に比べて圧倒的に優位になる可能性を秘めています。

「主任むずかしくてわかりません」

こんなことをいわれる場合や、むずかしくてわからないけど恥ずかしくて聞けないということが読書会の発表でも起こってくるはずです。
そこで読書会での発表のときにビジネスユースNLPのメタファーを使ってみることをオススメします。

メタファーというとむずかしく感じるかもしれませんが、メタファーは比喩です。
比喩とはたとえです。
つまり本を読んで発表するときにたとえ話をつかって本の内容を参加者に伝えるのです。
伝えたいことをメタファーを使って伝えるときいている人はどうなるかというと、疑いや心理的な抵抗がなく左脳に情報が入り、右脳へ送られて長期記憶に変換されます。

つまりカンタンに理解できて忘れにくくなるということです。
また、メタファーの意味はわかったけれどどうやって伝えるんだろう?
とそんな疑問がわいてくるはずです。
カンタンですが、メタファーを使う方法をご紹介すると…

ネットで検索してみると名言や物語を使って相手に伝えると説明されているページを多く見かけると思います。
それも確かに正解なのですが、物語を使って話をすると聞いている方がこの話は何を教えようとしているんだろうと『解読』するような思考に変りやすく、素直に話を受け取ってくれないという恐れがあるんです。

それにメタファーとしてすぐに物語は思いつかないんじゃないでしょうか。
そこで利用してほしいのが自分の体験談です。
伝えたいと思っている内容にあった自分の失敗談や成功談を話すことで相手は自然に話を聞くことができるようになります。

話す内容がビジネス書内容ですから、その内容に自分の経験をいれて話すことはそんなにむずかしくないと思います。
読んだ本の内容を紹介するのですから、本の内容だけを話すのもいいのですが自分の経験や体験をメタファーとして使いながら話してみると、より参加者に内容が伝わりやすくなりますよ。

またもし社内読書会のリーダーさんなら、発表の前に「自分の経験も上手に入れながら発表してみてください。そうすると聞いている人たちに内容がよく伝わりますよ」と説明してあげてみてください。

参加者の知識や経験のレベルはさまざまでしょうし、またむずかしい本を読む人もいると思います。
でも発表のときにメタファーを使って話すことで経験の少ない従業員でもむずかしい内容を理解して知識や能力の底上げに役立つはずです。

今回は読書会形式の社内勉強会を例にメタファーの紹介をしましたが、どんな研修でも説明のときにメタファーを入れてみることを試してみてください。
メタファーを入れないで話すときよりも参加者の理解度はグッと上がるはずですよ。

 

 

この記事を書いた人/友松はじめ

勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる

現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中

 

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