著者:友松はじめ
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バリデーション・サークルをビジネスユースNLPの観点でみてみると

バリデーション・サークルをご存知でしょうか。
政府機関、企業、学校教育のコンサルタントで教育や組織活動のエキスパート、ピーター・クライン先生が開発した、職場の仲間に評価や感謝の気持ちを十分に伝えることができるアクティビティです。

たぶんバリデーション・サークルをやったら泣いちゃう人がでてくるかもしれません。
もちろん悲しくてじゃあなくてうれしくて。

バリデーション・サークルと同じようなアクティビティでバースデー・サークルがありますが今回はバースデー・サークルをビジネスユースNLPの観点で見てみたいと思います。

 

バリデーション・サークルとは

バリデーション・サークルは職場の仲間に評価や感謝の気持ちを十分に伝えることができるアクティビティです。
考えてみれば職場の仲間に気持ちを伝える機会なんてありませんよね。

気持ちを伝える機会がない代わりに…

  • あの人はたぶん私のことをこんなふうに思っているにちがいない
  • あの人は私のことを嫌っているはずだ
  • あの人は何を考えているかわからないしどうも相性があわない

相手から直接聞いたわけでもないのにそんなことを自分で勝手に考えて相手の印象を作り上げて職場で仕事をしています。
人間は基本的に身近なモノのなかにわけのわからないモノがあるのを嫌う習性があるそうです。
だからなんでも無理矢理に理由づけ、意味づけして頭のなかで分類しています。

さてバリデーション・サークルですが、最低3人からおこなえるアクティビティです。
みんなで輪になったらバリデーション・サークルスタートです。

チームの中でまず一人を選びます。(Aさん)
次にほかのメンバーが順番にAさんに次のような言葉をかけます。

「あなたが私のチームにいれくれてよかったです。なぜなら…」
「あなたとチームが組めてうれしいです。なぜなら…」
「あなたといっしょにあの委員会に参加できたのはとてもよい経験でした。なぜなら…」

このような内容の言葉をAさんに伝えます。
言葉がけのポイントは
Aさんといっしょでよかったこと+その理由

つまりAさんのいいところをメンバー全員でAさんに伝えるんです。
これを参加者全員でおこないます。
メンバーの中にはお互いに仲の悪い人同士もいると思いますが、それこそバリデーション・サークルの出番です。
ときには気に入らない相手でもあえていいところを探して相手に伝えるんです。

そうすることで、この人はこんなふうに私のことを思ってくれていたんだとわかって相手にいだいていた嫌悪感や敵意などのマイナスな想いがうすれて仲良くなれるきっかけになります。

そして自分にいいことを伝えてくれた相手にたいして感謝の気持ちも芽生えます。
感激して泣いちゃう人もでてくるかもしれませんね。

キライな相手のいいところを探してスキになりなさいなんて言われたことがある人いませんか?
私も言われたことはありましたが…新しい習慣を自分に取り入れないとそんなこと無理なんですよね。
でもバリデーション・サークルをつかうとそれが意外にもあっけなくできてしまいます。

日本の昔ながらの教育方法は…

  • 叱って育てる
  • 悪いところを見つけては指摘してなおしていく

が多いと思いませんか?
でもこの方法だとそんな方針の親や上司の下だと一生誰からもほめられたり認められたりすることはありません。
それは想像を絶するくらい悲しいことだと私は思います。

でもバリデーション・サークルなら、自分が気がつかなかったいいことを知ることになり、そして自分が価値ある存在であることを実感することができます。
自己承認欲求が満たされるんですね。

それからピーター・クライン先生のアクティビティのいいところは、どんな効果絶大なアクティビティであっても道具を必要としない、またはだれにでも用意ができるカンタンな道具をつかうだけ。

もしかしたら今すぐにでもバリデーション・サークルをやってみたいと思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

BさんのAさんとCさんのAさんはちがう

このバリデーション・サークルをビジネスユースNLPの観点で見てみます。
すると、バリデーション・サークルをする前は相手の印象を自分でつくっていることに気がつきます。

あの人はたぶん私のことをこんなふうに思っているにちがいない
あの人は私のことを嫌っているはずだ
あの人は何を考えているかわからないしどうも相性があわない

仲が悪い、相性があわないといったことは直接言い争ってそうなったわけではなくてたいていの場合はなんとなくです。
意外に言い争って言いたいことを言い合った場合のほうが仲良くなることが多いのではないでしょうか。

ですから職場の人間関係には「削除」「一般化」「歪曲」の中の特に一般化と歪曲が強く働いているように思います。

・一般化
「全部~だ」「みんな~だ」と本当は1部のことしか見ていない、知らないのだけれどそれが全てだと思いこんでしまうこと。

・歪曲
「朝あいさつしたのに、あの人は無視した」
「だからあの人は私のことがキライなのだ」
このように相手はたまたま気がつかなかっただけかもしれないのに、自分で勝手に意味づけや解釈をおこなってしまうこと。

削除や一般化や歪曲をほぐしてほぐして相手が気づく手助けをするのがメタモデルというテクノロジーなのですが、バリデーション・サークルは人間関係の改善に、NLPを知らない人どうしでもできてしまうアクティビティといえます。

 

まとめ

バリデーション・サークルをビジネスユースNLPの観点でみる今回の記事はいかがでしたか?
職場の人間関係ですが、一般化と歪曲はひんぱんに起こっていると感じます。

こういうことはありませんか?
BさんがもっているAさんの印象とCさんがもっているAさんの印象がまったくちがうというようなことってよくありますよね。
これはビジネスユースNLPでいう一般化や歪曲が人間関係に起こっていると考えられます。

相手に確認しなくて自分で勝手に意味づけや解釈をしているだけなので、Bさんの情報もCさんの情報も正確ではないんですね。
だから直接確認ができるバリデーション・サークルをやれば、正しい情報が手に入りお互いに歩み寄れるようになるんです。

バリデーション・サークル、いいね!

 

 

この記事を書いた人/友松はじめ

勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる

現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中

 

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