著者:友松はじめ
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クレド導入を自然な流れで成功させるために使えるNLP、意図結果モデル

「クレドって宗教みたい」

って思う人がいます。
わかります。
アメリカでも同じように感じる人がいるそうです。
今読んでいるリッツ・カールトンの翻訳本にも書いていました。

名前が名前ですからね。
クレドは信条と訳されますが、これもともとキリスト教の宗教用語ですから。
でも日本ではビジネスの世界でクレドが使われています。

なぜもともとキリスト教の宗教用語がビジネスで使われるようになったのかについて興味のある方はこちらの記事を読んでみてください。

▼クレド=信条の意味 - クレドのビジネス活用の背景やクレドを作ることで得られる期待できる効果
https://business-study.com/credo_shinjo/

 

このような事情があって、会社にクレドが導入されたときに「なんだか宗教っぽい」という理由で、積極的に参加できない従業員もでてくると思うんです。
会社が好きだしよくなってほしいという想いはあっても、クレドの雰囲気になじめないなど。

そのままそんな気持ちの従業員をそのままにしていたら最悪の場合、会社を辞めてしまうかもしれません。
そこで参考にしてほしいのがビジネスユースNLPの意図結果モデルです。

 

意図結果モデル

クレドの導入に消極的な従業員に対してなぜ意図結果モデルなのか?
とういうか、意図結果モデルって何?
ですよね。
先に意図結果モデルを説明します。

ビジネスユースNLPでの意図結果モデルは、カンタンに説明すると行動のジャマをする独り言を適材適所に配置して、やりたいときにジャマに入らないようにする方法です。

たとえば、インドに旅行したいと思ったとします。
するとその瞬間から…

「どこにそんな旅行に行くお金なんてあるの?」
「インド?治安大丈夫? 1人で行くの? 友達と行くの? 一緒に行ってくれる子いるの?」
「いつ行く? どれくらいの期間いく? いつ帰ってくる?」
「海外旅行に行くだけの休み、どうやって取る? 取れる?」
「家にいたほうがよくない?」

いっせいに独り言がはじまりませんか?
そして最終的には「インドに行くのやーめた」
にならないでしょうか?

この「あーだ、こーだ」と頭の中でシャベクリ倒す独り言をビジネスユースNLPでは「パート」または「副人格」といいます。

実はやりたいことがあっても、なかなか先に進めないのはこの副人格がジャマをするからなんですね。
でもこの副人格、新しいことにチャレンジしようとするあなたのジャマをしているわけではなく、いつもどんなときも100%あなたの味方なんです。
ここは忘れちゃいけない大切なポイントです。

心配してくれているからアドバイスをくれているだけなんです。
ただ、そのアドバイスのタイミングが良いか悪いかだけなんですよね。
この副人格からの空気を読まないアドバイスを本当に必要な時間・場所・方法に変えてもらう交渉をするのが、ビジネスユースNLPの意図結果モデルです。

副人格と交渉するんです。
意図結果モデルを使って。

 

クレドの導入で意図結果モデルを使う

クレドの導入で意図結果モデルを使います。
今回の場合は、「クレドってなんか宗教っぽい、なんかやるのヤダー」という思いがあることで、会社は好きだけど経営者の想いとは裏腹にクレドの浸透の障害になっている場合に使います。

この「クレドってなんか宗教っぽい、なんかやるのヤダー」はビジネスユースNLP的にいうと副人格です。
クレドが会社を良くするためのものだと分かってはいるのに「なんか宗教っぽい」という心の声がジャマをして真剣にクレドを使うことができません。

例えばクレドの導入をして朝礼でクレドを唱和したり、クレドからひとつピックアップしてあなたならこのクレドをどう使いますか? という質問やディスカッションをする場合に「宗教っぽい」とか「恥ずかしい」という気持ちがでたら、たぶんパフォーマンスが落ちます。

でも「宗教っぽい」とか「恥ずかしい」という気持ちがこのときに出なかったらパフォーマンスは上がるしクレドをより早く理解して使えるようになるわけですよ。

それから意図結果モデルでは、いっけんジャマをしているように見える副人格の声を否定しません。
だから消すとか削除するとかじゃなくて、「宗教っぽい」とか「恥ずかしい」という副人格にそうする意図を聞いて、その意図にあった場所や時間や方法に変えてもらえるように交渉して、了承してもらって移動してもらうんです。

そうすると不思議なことに、クレドの唱和やディスカッションなどクレド導入の活動をしているときには「宗教っぽい」とか「恥ずかしい」という声が聞こえなくなります。
これが意図結果モデルです。

 

まとめ

今回は意図結果モデルの説明やメリットについてのお話になりました。
意図結果モデルの方法はまた別の機会に詳しく触れたいと思いますのでお楽しみにしていてください。
ここまで意図結果モデルのことを聞いたら、ビジネスのいろんなシーンで使えることがイメージできますよね。

副人格、つまり独り言はなかなか自分ではコントロールしにくいものです。
そしてやろうと思っているのに出来ないことも多いものです。
そういうもので自分のパフォーマンスが落ちていると自覚している人にとって、意図結果モデルはとても役立つエクササイズだと思います。

 

 

この記事を書いた人/友松はじめ

勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる

現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中

 

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