仕事でのコミュニケーションには3つの視点を意識する / ビジネスユースNLP
お客様とのコミュニケーションや社内でのコミュニケーションでビジネスユースNLPを活用するためのお話をしたいと思います。
いくつも方法はあるのですが、お話してしまえば「なーんだ、そんなことか」と思えるカンタンなお話です。
ただ私もそうですがわかっててもなかなかやれないってことないですか?
私思うんですが、わかっててやれないのは本当に自分の腑に落ちてないからなんじゃないかなと。
だって、ビジネス書を読んでいて「これは取り入れたい!」と思った情報はすぐに仕事に活かしたりしていませんか? それは本を読む中で理解ができたからだと思うんです。
知ったとたんに、今すぐに使いたくなることもありますが、それも同じだと思います。
なので今回はお客様や社内で使えるNLPのお話で、聞いてしまうと「なーんだ、そんなことか」と思える。
でもそれを「なるほど」と、この記事を読んでいる人にそれぞれ腑に落ちて自分のリソース(資源)にしてもらえるように気をつけながら書いてみたいと思います。
(なんか、わざわざ自分でハードル上げたかな? 汗)
相手を変えるのではなく、自分が変わるのでもなく、関係を変える
毎日、人と関わらない日はありません。
仕事をしているなら、自営業など一人で完結する特殊な仕事でない限り、お客様や会社の仲間とのコミュニケーションは毎日必ず発生します。
コミュニケーションしていると、自分の伝えたいことがなかなか伝わらないことがあります。
自分が伝えたいことを伝え終えて、相手も理解したと思ったら全然ちがう結果になってしまった。
早くやってほしいから伝えたのに、なかなか依頼したことに取り掛かってくれない。
そんな経験をした人もいるでしょう。
そういうとき、相手を変えようとする人が一定数います。
会議室や居酒屋に呼んでとうとうと説教をする場合もあるでしょう。
でもあんまり効果はなかったりします。
相手に思っていることが伝わらないときは自己中心的な考えになっているのかもしれません。
相手を変えようとしても、なかなか相手は変りませんし、自分が変わらなきゃと思っても、それもなかなかうまくいかないものです。
それよりも、コミュニケーションをする場合は自分の視点だけでなく、多角的な視点を持つようにすると円滑にいく場合が多いんです。
今までうまくいかなかったコミュニケーションは「自分」という1方向の視点だったんです。
だから多角的、つまり自分の視点を第一ポジションとすると、第二ポジションと、第三ポジションの視点が必要になります。
- 第一ポジションは、自分の視点
- 第二ポジションは、相手の視点
- 第三ポジションは、第三者の視点(つまり傍観者的視点)
コミュニケーションに必要な3つの視点
コミュニケーションに必要な3つの視点がわかりました。
- 第一ポジションは、自分の視点
- 第二ポジションは、相手の視点
- 第三ポジションは、第三者の視点
です。
では3つの視点を詳しく説明します。
・第一ポジション
自分の視点で話しているときは第一ポジションに立っています。
第一ポジションは「自分の意見をもつ」という大切なポジションになります。
ここでは「自分はどうしたいのか」という思いを大切に、そして明確にしておくことが大切です。
ただ、この第一ポジションにだけに留まっていると、
- 自己中心的な考えになる
- 自分の考え意外は認めない
- 相手とコミュニケーションがうまくいかなくなる
というデメリットがでてきます。
つまり、今までコミュニケーションがうまくいかなかった自分の視点といえますね。
・第二ポジション
第二ポジションは、相手の視点です。
よくいう「相手の身になって考えよう」ってやつですね。
でもここでは、いうだけじゃなくて実際に相手の視点で体験します。
五感をつかって、実際に第一ポジションにいる自分があなたに話している内容を味わいます。
そして自分が相手にどんな言い方をしているのかを体験します。
もしかしたら底意地の悪い、絶対に友だちにはなりたくないと思う人が目の前に立っているかもしれません。
(まぁ…それ、自分なんですけどね)
自分が相手にどんな印象をあたえているのかに気がつけたら第二ポジションは成功です。
ただ1つ注意しておかないといけないのは、第二ポジションばかりを気にしていると人の目が気になりすぎることがあるんです。
だからあくまでも自分が相手にどんな言い方や態度をとっているかに気づける程度にしておきましょう。
それに気づけるだけでも大きな成果だと私は思います。
・第三ポジション
第一ポジションだけだど自己中に。
第二ポジションを気にしすぎると依存的に。
だからバランスを取るために必要なのが第三ポジションです。
自分と相手が話しているのを第三者の視点でイメージして五感で味わいます。
どうしたらお互いに満足ができるかを探ります。
言い争いをしている人を見て「こうしたらいいのに」と解決策に気がついた経験を持っている人は多いと思いますが第三ポジションはそんな視点と思ってもらえるとわかりやすいと思います。
ただ、この第三ポジションだけだと客観的に見すぎてしまって冷たい印象になったりしますので注意しましょう。
どの視点にも偏りすぎないバランスがポイントですね。
まとめ
3つのポジションにいつても立てるようにしておくと、どうしたらこのコミュニケーションがうまく進むのか、相手に自分の考えがうまく伝わるのかがわかるようになるでしょう。
第三ポジションという客観的な視点、傍観者的な視点も大切です。
3つのポジションのバランスをとってコミュニケーションを上手に進めてみてください。
ビジネスユースNLPのコミュニケーションワークはまだまだあるので、今後も紹介していこうと思います。
この記事を書いた人/友松はじめ
勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる
現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中
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