著者:友松はじめ
Pocket
LINEで送る

クレドを浸透させるためにメンターからアドバイスをもらう

クレドを職場に浸透させるためにメンターからいつでもアドバイスをもらう方法をご紹介します。
クレドを浸透させるのはみなさんはじめてか、もしくは今挑戦中なのではないでしょうか。

わからない中、手探りで進めているのであれば、今やっていることは正しいのだろうかとかもっといい方法はないだろうかとかいろいろ悩んだりしていると思います。

そんなとき、その道のプロ、ここではクレドの導入ができる人からいつでもアドバイスをもらえたらどんなにココロ強いことでしょうか。
そんなときはNLPのアンカーを利用します。

 

いつでもメンターからアドバイスをもらえるようにする 『 アンカー 』

今から、クレドを浸透させるためにビジネスユースNLPの『 アンカー 』をつかってメンターを呼び出す方法を説明します。

その前にNLPのアンカーをカンタンに説明します。
アンカーは船のイカリの意味です。
NLPのアンカーは、特定の感情や身体の反応を引き起こすため引き金として使います。

アンカーをはじめて聞く人もいるかと思いますが、アンカーという言葉や使い方を知らないだけで、私たちの日常にはアンカーがあふれています。

たとえば、日曜日の夕方、テレビのサザエさんを見たらすごく憂鬱な気分になるとか。
これはサザエさんがアンカーになって、月曜日の出勤を思い出して嫌な気分になるということです。

ちょっと分かりやすいようにマイナスな例をだしましたが、ビジネスユースNLPのアンカーは、ワクワクすることを意図的にアンカーとして使うことができます。
今回はそのアンカーの話です。

準備するのは5mくらいは歩けるスペースと100円ショップで買えるカラーボール1個です。
ボールの色は何でもOKです。好きな色を選んでください。

 

カラーボールのアンカー図

それではA地点に立ちます。
そして5mほど離れたB地点にクレドを浸透させるためにがんばっている自分自身を投影します。
このとき映像・音声・体感覚(嗅覚・味覚・触覚)すべてをつかってリアルにイメージします。

そして今度は1mほど離れたB地点にメンターをイメージします。
クレド浸透のためのメンターなので私の場合はクレドコンサルタントの清水健一郎先生をイメージします。このときも映像・音声・体感覚、つまり五感を総動員して清水先生をイメージします。

メンターのイメージですが、私はクレドコンサルタントの清水先生をメンターとしましたが、クレド浸透のアドバイスをもらえるとあなたが思うのならウルトラマンでも仮面ライダーなどの架空のキャラクターでも構いません。

メンターのイメージができたら、A地点からB地点に移動します。
そしてメンターの中に入ります。
ほんとうにメンターの中に自分が入ったとイメージしてください。

入ったら身体の感覚をどんな感じがするか確認します。
このとき用意したカラーボールを、右手か左手に持ったまま親指でカラーボールを押したままにします。

そして身体の感覚を味わいメンターと一体となったと思える手前で親指を離します。
これでいつでもメンターを呼び出せる『 アンカー 』の完成です。

そしてメンターに入ったままB地点を観ます。
そのときA地点からB地点を観ていたときの身体の感覚と今メンターに入ったままC地点からB地点を観ている感覚の違いを味わいましょう。

  • ヒラメキのようにアドバイスが浮かぶ
  • 不安がなくなり安心感が湧いてくる
  • このまま進めても大丈夫と思える
  • ワクワクしてくる

など人によってプラスの情報が得られます。

では、いったんA地点にもどってディソシエイトします。
ディソシエイトは身体の感覚をリセットすることです。

ここではメンターの感覚から自分自身にもどるためにディソシエイトします。
ディソシエイトはその場で数回ジャンプしたり、身体を横に振ってみたりするとできます。

 

ここからがカラーボールの出番です

ここからが本番です。(笑)
A地点からB地点にゆっくりと歩いて、クレド浸透をがんばっている自分の中に入ります。

B地点に入って、身体にどんな感覚がでてくるかしばらく観察します。
人によるのですが、すでに問題が解決していて何も感じない人もいれば、急に不安を感じはじめる人もいます。

もし、不安や焦りなどのマイナスの感情が湧き出てきたら、ここでカラーボールの出番です。
マイナスの感覚を味わいながらカラーボールを持ったまま、親指でカラーボールを押します。

そうすると、不安などのマイナスの感情がなくなってきませんか?
これはカラーボールを親指で押すことがメンターを呼び出す『 アンカー 』になって、B地点でメンターと同化したんです。

そしてB地点にとどまって、メンターと同化したまま、考えたり身体で感覚を味わったりします。
すぐにアドバイスがひらめく人もいますし、後からアイデアや解決策がわかる場合もあります。

ただ、このアンカーを発火させることで、まずはマイナスの感覚が消えることが体験できるはずです。

 

まとめ

今回はクレド浸透でビジネスユースNLPのアンカーを利用する方法をご紹介しました。
ここまで説明してもうわかった方もいるかも知れませんが、この方法はクレド浸透だけでなくあらゆることに応用できます。

解決したいことがあるとき、その問題をカンタンに解決してくれそうな人を呼び出してアンカーをつくっていつでも呼び出せるようにする、とても便利な方法です。
いつでもカンタンにできる方法ですからぜひ試してみてくださいね。

 

この記事を書いた人/友松はじめ

勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる

現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中

このコンテンツはビジネス勉強会会員限定コンテンツです。会員様はログインしてください。まだ会員に参加されていない方は、以下の「ビジスタ会員登録はこちら」というリンクよりお申し込みをご検討ください。

ビジスタ会員ログイン
 ログイン状態を保持する  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加