著者:友松はじめ
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ストレスやマイナスの気持ちを消せるコミュニケーション

社内のコミュニケーションでNLPをつかうシーンを考えてみたいと思います。

社内には、自分もふくめて色んな人がいますよね。
いっしょの会社に所属しているからといって別に家族でもないし、気が合う人もいれば気の合わない人もいます。キライな人もいます。

当然です。

 

ストレスは無意識の反応

でも、従業員として9時から18時までは会社でいっしょに仕事をしなければいけません。
仕事ですからイヤでも逃げ出すことはできません。
イヤな人、苦手な人ともコミュニケーションしないと仕事はできません。

だからストレスがたまるんですけどね。
でもNLPではこのストレスをこう考えます。

ストレスはただの思いこみ。
外部の刺激に脳が反応しているだけ。

あることに対して、否定的にとらえる人と肯定的にとらえる人って必ず一定数いますよね。
自分が会社で一番大キライだと思っている山田太郎さんでも、その山田太郎さんと楽しくランチに行く人もいるわけです。山田太郎さんに家族がいてプライベードでは子煩悩なお父さんだったりするわけです。

こんなのよくあるシーンですよ。
つまり、社内のコミュニケーションにおいて、山田太郎さんのことをキライだ、苦手だと思っているあなたの気持ちは『思いこみ』や『外部の刺激に脳が反応しているだけ』ということです。

山田太郎さんのことがキライでしかたがないのに、それが思いこみなんていわれても納得はできないと思います。わかります。

ストレスは無意識の反応なんです。
脳の配線が山田太郎さんのことをキライだということになっているだけなんです。
だからその配線を変えることで、新しい反応がうまれます。
つまり、山田太郎さんのことがキライではなく、何も感じなくすることができるのです。

それがビジネスユースNLPです。
その脳の配線を変える方法として、リフレーミング、サブモダリティ、アンカーリングなどがあります。
今日の記事では詳細は書けませんが、本人がビックリするくらい強力に感じる気持ちを変えることができます。

あることに対して、否定的にとらえる人と肯定的にとらえる人って必ず一定数いると言いました。
この『肯定的にとらえる人』の頭の中の配線の作り方がわかれば、誰でもストレスを無くす、あるいは軽くすることができるんです。

 

見ている世界は人によってちがう

山田太郎さんは、山田太郎さんであってそこには意味は無いんです。
大キライな山田太郎さんは、あなたが『大キライ』をくっつけただけ。
人によっては『頼れる』山田太郎さんだったりするのです。

つまり、見ている世界は人によってちがうんです。
物や出来事には意味はありません。
そこに自分で意味をつけているだけなんです。

たとえば私は絶叫マシンが苦手です。
だから遊園地になんのトキメキもありません。
子どもたちは絶叫マシンが大好きです。
遊園地にある絶叫マシンには時間がゆるすかぎり、全部乗らないと気がすみません。

私にとって遊園地は恐怖の国
子供にとっては夢の国

遊園地は遊園地です。
それ以上の意味はありません。

ここがわかってくると、ビジネスユースNLPも使いやすくなると思います。
同じ場所にいても人によって見ている現実がちがうんです。
同じ会社にいても従業員によって見ている現実がちがうんです。

やっと今日、九州も梅雨明けしました。
これからの季節、夕立ちのあとに虹を観ることができますね。
虹って7色ですよね。

でもですね、虹の色は国によって見え方がちがうってご存知でしたか?

  • 日本7色
  • アメリカ6色
  • ドイツ5色
  • インドネシア4色

なんだそうです。
そして、

  • 台湾のある部族では赤と黄と紫の3色
  • 南アジアのある部族は赤と黒の2色

ほんとうにあの7色の虹が3色とか2色とかになっているのは信じがたいですが、信じがたいと思っているその考えがすでに『思いこみ』だということに気づくことがビジネスユースNLPのポイントです。

 

脳の配線が変われば見ている世界、現実が変わる

ここまでNLPを理解するために話してきました。
脳の配線を変えると見ている世界が変わるんです。
脳の配線は変えることができます。

もちろん、ほんとうに線が脳にはりめぐらされているわけじゃないですけど、その配線は一人で変えることができます。
変えることに成功したらカラダの反応が変わるので、成功したかどうかもすぐにわかります。

今までイヤだったり苦手だったりしたものが、平気になったら周りの世界は変わったことになりませんか?
人間は五感を使って生きています。
だからイヤなのも楽しいのも全部五感なんです。
だから配線を変えれば世界が変わるんです。

 

まとめ

今回はNLPをストレスを感じるコミュニケーションに活用するお話をしました。
ビジネスユースNLPがビジネスでつかえる概念のような話でしたが、仕事も効率が良くなるのも悪くなるのも、また仕事が楽しく感じるのも、つらく感じるのも、自分の感覚次第なんですよ。

だから、自分の身体が感じている感覚を自由自在に変えられるとしたら、ビジネスユースNLPの可能性を感じてもらえるんじゃないかなと思います。

 

この記事を書いた人/友松はじめ

勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる

現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中

 

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