著者:友松はじめ
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人材マネジメントにNLPを活用すると期待できること

人材マネジメントは、既存の従業員を教育して仕事ができる人材に育てるためにおこなう戦略のようなものです。

それから会社の戦力になる人を採用するのも人材マネジメントのひとつです。
会社を成長させるのは人材ですから人材マネジメントというのはとても大切な企業戦略なのです。

人材マネジメントの範囲は、採用・人事・教育と多岐にわたります。
競合他社との優位性は優れた従業員をどれだけそろえているかで決まるという考え方から人材マネジメントが注目されています。

他社がマネのできない人材マネジメントのシステムを作り上げる。
たとえば独自の人材の活用方法や教育システムを持つことができれば他社よりも優位にたてるといえます。

 

人材マネジメントにNLPを活用する

人材マネジメントとビジネスユースNLPの相性はいいと思います。
『人材』の『マネジメント』ですから、機械のようにマニュアル化できるようなものではないと思うのですがどうでしょうか?

ザ・リッツ・カールトンやジョンソン・エンド・ジョンソンが採用して成功している『クレド』は有名で、クレドのことをよく知らない人は、クレドを中心にした会社経営はまるで宗教のようだといわれたりします。
それくらいクレドが浸透しているということです。

クレドが浸透している会社では、従業員の帰属意識が強く、会社や経営者への信頼感はもちろん、上司・先輩・同僚・部下・後輩との仲間意識が強いです。

評価制度、報酬制度、等級制度などシステマチックに仕組みを導入し整理するのも大切ですが人間は感情の生き物です。
口では従順さをアピールできていても心の中はまったくの正反対の意見を持っていることも珍しいことではありません。

人間には感情があり、その感情がひとそれぞれちがうからこそ、さまざまなトラブルが発生するのです。
だから人材マネジメントが注目されているわけですが…

無機質な人材マネジメントに人間がもつ感情を上手に取り入れることで、ザ・リッツ・カールトンやジョンソン・エンド・ジョンソンの『クレド』のような血の通った人材マネジメントができるのではないかと私は考えます。

また『クレド』の導入はむずかしいとしても、人の感情をもっと重視してもいいのではと思います。
そこで脳の取扱説明書といわれるNLPを人材マネジメントに活用することを考えてみたいと思います。
NLPは3人の天才セラピストをモデルとしてつくられた心理学で、日本ではビジネスの分野で注目されています。

 

人材マネジメントに活用できるNLPの技術のひとつが『カリブレーション』

人材マネジメントの中で、いろいろな仕組み、制度の導入をおこなっていくと思います。
そのとき、導入前のヒアリングを従業員にむけておこなうほか、いろいろな局面で従業員にたいして面談をおこなう機会が考えられると思うのですがいかがでしょうか?

会社の面談は建前ありき。

発言しだいでは自分の評価が下がってしまう場合もあるので、従業員から本音の意見を聞けない場合がほとんどです。
私も会社員時代にいろいろな面談をうけてきましたが本音の意見を言った記憶はありません。
本来は従業員から本音の意見を引き出せるかどうかは面接官の腕の見せどころではありますが。

こんなときにオススメしたいのがビジネスユースNLPの『カリブレーション』です。
カリブレーションをつかえば、従業員のこころの中がのぞけます。
というのは大げさですが、納得しているか、よろこんでくれているか、自分にうそをついていないかなどがわかるようになるので、人材マネジメントの導入にあたって従業員ひとりひとりの状態をこまかく管理できるようになります。

カリブレーションをウソ発見器のように使うということではないですよ。
人材マネジメントで会社に新しい仕組みを導入する機会も多いと思います。
そういうときに従業員に納得してもらったり、導入後の従業員への浸透具合をカリブレーションをつかって観察していき、従業員一人ひとりにケアができるということです。

 

カリブレーション

コニュニケーションをするときに私たちは会話に頼りすぎていると思うのですがいかがでしょうか?
しかし人間は言葉以外の部分に本心がかくされています。
それを相手を丁寧に観察しながら読みとっていく方法がカリブレーションです。

人間は自分が気づいていないような感情の深い部分が、話し方や表情や態度といった目に見える部分に現れるものです。
この現れ方は人によってちがうため、一人ひとり丁寧に観察していく必要があります。
観察のポイントは、眉毛、まぶた、目、顔色、シワ、上唇、下唇、手足の動きなど。
それから声のトーン、声の大きさ、声のリズムなど。

これらをYESのときにどんな動きや声で、NOのときはどんな動きや声かをチェックしておきます。
そうすることで、賛成なのか反対なのか。
また言葉では賛成してくれているけれど本心はどうなの? といったことがわかるようになります。

 

人材マネジメントとNLPのまとめ

今回は人材マネジメントにビジネスユースNLPのカリブレーションを活用するお話を紹介しました。

カリブレーションを従業員の面談などにつかって本心を探るというお話はいかがでしたか?
本心を探ることにいい印象を持てない人もいるかもしれません。
その気持は私も理解できます。

ただ今回のカリブレーションの使い方はできるだけ従業員に納得してもらう、気持ちよく働いてもらうためのひとつの方法としての活用です。

それにカリブレーションで相手を観察するというのは、相手をもっと深く知ろうとする行為です。
私は相手を深く知ろうとする努力は、深い信頼関係をつくるとてもいい行為だと思っています。
興味のない相手にたいして深く知ろうなんて思いませんからね。

もしカリブレーションに少しでも興味を持ってもらえたならうれしいです。
この他にもまだまだNLPの活用の範囲は広いのでまた人材マネジメントにつかえる別のNLPの手法をご紹介したいと思います。

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