著者:清水健一郎
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My Credo マイクレド / 浜口 隆則(著)・村尾 隆介(著)

自由に対抗するための武器

今回の著書の中で、度々出てくる。自由と不自由。

そして、「自由に対抗するための武器」と言う題名。

 

なかなか、皆さんピンとこない方は多いのでないでしょうか?

「自由がそんなに危険?」「自由に対抗するための武器って必要?」

と考える方、少なくはないのではないでしょうか?

 

少し、下記をご覧ください。(以下抜粋)

自由によって、逆に不自由になっている。

(中略)

まるで、自由という怪物が暴れているようです。

この怪物が一筋縄ではいかないのは、外見は天使の姿をしているということです。

なにか、私の心に引っかかります。

会社、店を立ち上げた方々は、ピンときたかもしれません。

 

そう、サラリーマンと言う、一見不自由な立場の方々からすれば、

個人事業主と言う存在は自由奔放な生き方であり憧れの立場だと思われます。

しかし、個人事業主ほど自由があるようで、自由に遠い存在はありません。

 

まさに上記の抜粋のままだと私は思います。

しかし、個人事業主の中でもわずかの人ですが、とても自由に生きられておられる方々がいるのも事実です。

 

そんな方々を著書の中では(以下抜粋)

そのヒントが「できる人たち」にあります。彼らは、とても自由を謳歌しています。

そう、繁盛している店の店主、利益が上がっている会社の社長たちですね。

 

では、なぜ繁盛しているかわかりますか

なぜ利益が上がっているか分かりますか?

 

私が見てきたそういった人の共通点は、著者が言うように(以下抜粋)

「できる人たち」にあって、多くの人にないものは何でしょうか?

それが「軸」です。

彼らは「自分のルール」という「軸」を持っているのです。

と、言うことです。

 

この「軸」を持っていなくて、成功している人は見た事がありません。

一時だけよくても、長続きしません。

よく「軸」がブレたり、なかったりする経営者に付いていくスタッフがいないものです。

 

つまり、「軸」=クレドですね。

自分だけのクレド、店舗のクレド、会社全体のクレド、範囲は違っても「軸」=クレドは必要不可欠なモノなのです。

 

著者/清水健一郎

清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。

リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。

2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。

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