著者:清水健一郎
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My Credo マイクレド / 浜口 隆則(著)・村尾 隆介(著)

 

クレド作りに必要なのは自己実現の欲求

なぜ「自分ルール」が必要なのか?私たちを取り巻く環境の変化と時代背景

 

要求のシフト

著書を読み進めていくと、サービスのプロとして、クレドコンサルタントとして、

改めて考えさせられる事が多く書かれているように思います。

 

サービス、ホスピタリティと言う分野に従事しているからこそ、

人の幸せ、その仕組みを学ばなければならないからです。

 

今回は、「マズローの欲求5段解説」と言う考え方を紹介されているので、

私もリッツ・カールトンの経験、クレドの経験を踏まえてご紹介させていただきます。

 

人は先ず

  1. 生理的欲求から求め
  2. 安全の欲求
  3. 帰属と愛の欲求
  4. 承認の欲求
  5. 自己実現の欲求(成長欲求)

と欲が順にレベルアップしていくのですが、

1~4は欠乏欲求、人生の中で一度でも十分に満たされた経験があると、

その後の人生で多少足りないことがあっても耐えることができると言われています。

 

言い換えれば、「一度満たされた欠乏欲求は、

それ以降はモチベーションを高めるための理由にはなりにくい」と言えます。

 

たとえば、世界一おいしいケーキを食べた経験がある人に、

「世界一おいしいケーキを食べさせてあげるから、もうひと踏ん張り頑張ってね。」と

励ましたとしても、そんなにやる気は出ない。と、いうことです。

 

それに対して5自己実現の欲求(成長欲求)自分自身の成長への欲求は、

満たされれば満たされるほど関心が増すために、永遠に求め続けることができる欲求です。

なるほど!と、思いました。

 

当たり前かもしれませんが、リッツ・カールトンやリッツ・カールトンのクレドは、

スタッフに対して1~4の欲求は確実に満たされています。

 

従業員食堂があり従業員は食事に事欠くことはありませんし、

職場の安全はエンジニアやカーペンターといったその道のプロが管理し、

誕生日には総支配人をはじめ全従業員からお祝いしていただけます。

 

地味な裏方の仕事をしている縁の下の力持ちにも

スポットライトが当たるような審査基準の優秀従業員の審査方法もありました。(ファイブスター制度

そして、なにより力をいれていたのが、5自己実現の欲求(成長欲求)だったと確信できました。

 

クレドカードの中にも、自己実現欲求を満たす事を意識した文面が多く見受けられるのも納得。

 

つまり、これからのクレド作りに必要なのは、

5自己実現の欲求(成長欲求)を意識し魅力あるクレドを作ることです。

そうすれば、クレドを導入することで魅力ある会社に成長するのです。

 

著者/清水健一郎

清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。

リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。

2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。

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