テレビを観ながら「人生が変わる」こともある / クレドサクセス実践ブログ
My Credo マイクレド / 浜口 隆則(著)・村尾 隆介(著)
テレビを観ながら
「人生が変わる」こともある
そんな人って、実は少なくないような気がします。
私もテレビから知った言葉、名言がたくさんあります。
しかし、私的に名言だと感じた言葉、しかも、テレビで放送されたにもかかわらず、世に名言として残っていない言葉もあります。
でもなぜ、そんな世間に残っていない言葉も覚えているのか?
著者も言うように(以下抜粋)
アンテナの高い低いにかかわらず、私達は毎日「響く言葉」「より良い人生を送るために役立つ言葉」を、どこかで受信しているはずです。
つまり、その時その時、アンテナが高かったり低かったり、右を向いていたり左を向いていたりと、その時の自身のアンテナの状態に反応し私のツボにはまってしまったということです。
そんな、はまってしまった言葉を大切にする事で、人生が変わっていくのです。
例えば、リッツを退職する少し前、私は焦っていました。
「何かしなければならない。でも、なにをしたらいいのか?」
そんな時、はまった言葉は、音楽番組に出演していたGLAY曲「ここではない、どこかへ」でした。正直、曲の題名「ここではない、どこかへ」は、心に突き刺さって残りましたが、歌詞はまったく覚えていません。
「とにかく、ここ(リッツ・カールトン)ではなく、どこかに行かなければ」と、思いまいしたが、最初、オープンから頑張ってきたリッツを退職する勇気がありません。
そんな時、この言葉を耳にします。
「ユーやっちゃいなよ。」有名な方の言葉ですね。
人それぞれアンテナの状態で、拾う電波、つまり拾う言葉が違ってきます。
そして、私は言葉を拾えば拾うほど、自分は何がしたくて、どこに行かなくてはならなくて、何をしなければいけないのか?が明確になっていったのです。
自分は何がしたくて、
どこに行かなくてはならなくて、
何をしなければいけないのか?
が明確になっていったのです。
つまり、自身のクレドが確立されつつある過程だったのです。
【編集後記】
クレドを研究している友松です。
本日の清水先生のコラムはいかがでしたか?
『ユーやっちゃいなよ』は、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長の言葉だそうです。
アントニオ猪木さんの『行けばわかるさ』もそうですが、最初の一歩が本当に難しいと思います。
ビジネス書を読むと、いかに最初の一歩が難しくいかが分かります。
神田昌典先生が考えた、ストーリー思考というフレームワークがあるのですが、その中でも、最初の一歩を何にするか? いつやるか? を書き込むワークがあります。
それくらい最初の一歩が難しいということなのでしょう。
でも、『ユーやっちゃいなよ』とか、『行けばわかるさ』と言われれば、行動しようかどうしようかと迷っていた自分がバカバカしくなってきます。
不思議な言葉です。
やらないとわからないし、行かないとわからない、アタリマエのことです。
私も思い返すと、選択にいろいろ失敗したなぁと思いますが、選択しなかったら失敗も成功も無かったわけで、これからも選択の連続ですが、出来る限りいい選択ができるように、勉強もしていかないといけないですね。
テレビを観て人生が変わるというコラムでしたが、昨日仕事の打合わせの時に、スタッフさんの勉強の話から読書の話になりまして、私のコンテンツの読書法について少しお話しさせてもらう機会があったのですが、なぜ本を読まなければならないのかという話になった時に、
一同納得した話で…
人間は言葉で考える、だから言葉をたくさん知っていると、
今よりももっと多くの事を考えることができる
という話しをしました。
言われると気づく話です。
これだけでも、成長したい、レベルアップしたいと考えている人は、本を読むことに目的意識をもてると思います。
本だけじゃなくて、テレビだってそうですよね。
これからもたくさんの言葉に触れていきたいと思います。
著者/清水健一郎
清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。
リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。
2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。
サービス イズ スピードはクレド導入で可能になる!