1日の仕事は、朝太陽にお祈りしたら全てうまくいくという理由 / クレドサクセス実践ブログ
「太陽さん、太陽さん、今日も一日仕事がうまくいきますように」
なんて、伝説のコンシェルジュが朝お祈りしていたら、ちょっと引くかも。
なんて思わないでください。今から説明しますので。
今読んでいるのは、著者の前田さんが日々続けている習慣についてのお話しです。
まず、ホテルの仕事は、辛く厳しい場面も多いそうです。
お客様の相談のなかでも、深刻な内容だと、聞いているだけで、エネルギーが減っていく感覚もあるそうです。
マッサージ師の中には、お客様の体をマッサージしているとき、異常に疲れるときがあると聞いたことがあります。
目に見えないことですから、なんとも言えませんが、エネルギーを吸い取られるということもあるのかもしれません。
私も経験ありますし。
理由はわかりませんが。
また、コンシェルジュの仕事場はホテルのロビーなので、冬は季節の寒さ、夏は冷房の寒さで体も疲労するそうです。
特に女性は男性のようにズボンも靴下も履けませんから大変です。
見えないところでカイロを忍ばせたり、帽子の中に保冷剤を入れたりと工夫されているとのこと。
厳しい環境のため、前田さんは一日30分~1時間は、自分をリセットする時間を持っているそうです。
読者にも、それを勧めていました。
具体的にどうするかというのは書かれてはいませんでしたので、人それぞれ、自分にあったやり方をしてくださいってことなのでしょう。
この本が出版されたときは、話題にもなっていませんでしたが、ビジネスマンの休息法として注目されているのが、マインドフルネスという瞑想法です。本も出版されています。ヤフーやGoogleでも採用されています。
瞑想というこですが、まったく怪しくありません。
5~10分、楽な姿勢をして自分の呼吸に意識を向けるだけというカンタンな方法なのですが、仕事の合間、休憩時間に、こまめにやっていくと、仕事のパフォーマンスが落ちないと言われています。
ちなみに私もやってますが、だいたい寝てしまいます。(汗)
でも、短い時間の昼寝もリセットするのに良いと言われているんですよ。
これは、最近の休息法ですが、一日1時間、仕事のことを考えない時間を持つことは、とても大事です。
そうじゃないと人間はこわれてしまいます。
続いて、朝の習慣について。
一年の計は元旦にあり、一日の計は朝にあり、ということで、前田さんの朝の習慣も独特ですが、参考にしたいところがたくさんあります。
朝は早めに目覚ましをセットして、目覚ましがなってもスヌーズ設定にして20分は起きない。
起きずに少しずつ起きる準備をして20分後に起きるそうです。
それって、起きずにグズグズしてるだけじゃんと思うかもしれませんが、私は別な人に朝の起き方について教えてもらったことを思い出しました。
その人は銀座で花屋を経営している方なのですが、朝めざめたら、スグには起きず、寝たまま手足を動かすそうです。
ストレッチだったり自重でやる筋トレだったり。
そんな運動を寝たまますることで血液の循環を促進させて、それから起きると調子がいいとのこと。
本を読んでいて、銀座の花屋さんの話を思い出しました。
私も明日の朝から早速やってみます。
そして、朝起きたあとは、夏でも冬でも窓を全開にして、外の空気を部屋に取り込みます。
ベランダに出て、太陽の光を浴びながら、お祈りをします。
晴れの日ならお日様に向かって、「今日もいいお天気ですね」といいながら、そこで五分くらい、「今日も一日うまくいきますように」とお祈りします。
いっしょ位仕事をしている仲間の顔を思い出しながら、僭越な話だとは思うのですが、「○○さんは昨日、疲れていたようだったけれど、今日は元気に出社していらっしゃるように」とか、「△△さんと☓☓さんは昨日口論していたけれど、今日は雰囲気がよくなっていますように」などと、窓を開けたままでお祈りをします。
以前、ある方に、「朝は大地のエネルギー、空のエネルギー、風のエネルギーが高いので、窓を開けて外の空気を吸うといいですよ」と教えていただいてからずっと、実行しています。(179ページより引用)
お祈りをしているということで、どんな内容かと思いましたが、かなり具体的でした。
これは、お祈りの体をとっていますが、今日一日のイメージトレーニングのようなもののように感じました。
実際に私も前田さんのように頭の中で、お日様にお祈りをしてみましたが、ただ自分で今日やることを考えながら会社に行くよりも、第三者……、ここではお日様ですが、第三者であるお日様に話すことで頭が整理されたような気になりました。
「太陽さん、太陽さん、今日も一日仕事がうまくいきますように」
と、朝、お日様にお祈りする習慣は、とても良いことのように思いました。
この習慣を取り入れてからは、前田さんの朝の表情が違うらしく、雰囲気もよくなったそうです。
たぶんですが、目覚ましがなっても20分は起きないとか、朝のお祈りも生物学的に説明がつくのかもしれません。根拠のある習慣というか。
自分の習慣を人に話すことはあまりありませんが、このような貴重な習慣を話してくれた著者、前田さんに感謝です。
今回はクレド、クレド導入の話ではありませんが、こういった良い習慣をもっていることで、クレドの効果も上がるのではないかと感じます。
また、逆にクレドを導入することで、会社の自分だけでなく、自分のプライベートも見直していこうという方向に意識も向くのではないでしょうか?
モチベーションを上げて仕事をするために何か新しい方法がほしいと思っている人がいたら、『伝説コンシェルジュが明かすプレミアムなおもてなし』をぜひ読んでみてください。
《つづく》
著者/友松はじめ
クレド勉強会 友松はじめ
勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる
現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中