こじれた人間関係はレコーディングダイエットと同じだと私が思う理由 / クレドサクセス実践ブログ
「もしかして今、私……いじわるされてる?」
そうです。そう感じているときは、その直感は間違いなく正しい。(汗)
それは、突然やってきます。
突然やってくるから、ジャイアンがのび太を理由もなくぶん殴るように、殴られたのび太は、自分がなぜ殴られたのか全くわかりません。
そして、のび太は、殴ったジャイアンにただただ仕返しをしたいという理由だけでドラえもんに助けてもらいます。
ドラえもんはドラえもんで、ろくすっぽ、のび太から理由も聞かずに怒り狂って、四次元ポケットからひみつ道具を取り出して、仕返し開始! そして失敗。
毎回こんな展開です。
でも、人間関係がこじれたときってだいたいそんな感じじゃないでしょうか?
いじわるされた理由がわからない、わからないけど、自分の気のせいかもしれないので本人に聞けない。
いじわるが繰り返されるので、自分も相手が嫌いになる。
『伝説コンシェルジュが明かすプレミアムなおもてなし』の作者、前田さんも同じような人間関係には日々悩まされているようですが、こじれた人間関係を解決することは、コミュニケーションのトレーニングだと考えているそうです。
そして、そのトレーニングにもなっている、こじれた人間関係修復の方法が、精神論かと思いきや、思いっきりシステマチック、誰にでもできる、よく見える、原因が丸わかりになる、どんな驚きの方法でした。
クレドを研究している友松です。
前置きが、とっても長くなりましたが、今日はそんなコラムです。汗
いじわるされた?
と思ったらやってみよう! 驚きの人間関係改善の方法は……
まず、紙を用意して、問題を書き出します。
紙に書く内容は、
今起きた問題は何か?
この問題に関わっている人物は誰だ?
自分が発した言葉は何だったか?
自分はそのときどんな態度をしていたか?
自分はそのときどんな行動をしていたか?
最終的に自分がやるべきことはなんだろう?
と、こんなことを書き出します。
本気で学びたい人は
『伝説コンシェルジュが明かすプレミアムなおもてなし』を買って、160ページから読んでみてくださいね。
この時、書き出す前に、こんな内容を宣言してから書き出します。
「この問題は絶対に解決できる」
「●●さんとの関係は必ず修復できる」
など、関係修復したいのだから、理想のゴールってありますよね。
それを宣言してから書き出していきます。
まぁ、人間ですから、
「向こうが悪いのに、なんで私がこんなことしなくちゃなんないわけ?」
と100人中100人が思うかもしれません。
私も100人の中の一人です。
だから、こう思うようにしたらいいのです。
これは、自分のためにやっているのだと。
これをこの作業の動機づけにするのです。前田さん流石です。
紙に書く、宣言をする、動機づけ、これらは、アメリカで開発された実践的な心理学、NLPによく似ているなと思いました。
NLPでは、アソシエイトとディソシエイトという考え方があって、アソシエイトは主観的、つまり自分の目で見て感じることで問題を解決する方法で、ディソシエイトは客観的、つまり自分のビデオ映像が映っているテレビを見るようなイメージで、それを見ながら問題解決をするという方法です。
なかなか、自分に起きている問題を冷静に解決することは難しかったりします。
でも、人の問題を外から見ていてどうですか?
他人の問題なんて、スグ解決できそうな気がしませんか?
ディソシエイトはそういう、視点を変えて自分の問題を解決する方法なんです。
前田さんの紙に書く方法はそれによく似ているな、というかそのまんまだなと思いました。
レコーディングダイエットもそんな感じで、私も5年ほど前に一度このダイエットで10キロのダイエットに成功していますが、5年をかけてゆっくりとリバウンドしました。(汗)
「私、太りやすいの」
違います。
食べているのです。忘れているだけです。
実際にレコーディングダイエットで、毎日食べたものをすべて書き出していくと、完全に言い訳ができなくなります。そして書き出すことで客観的に自分の食生活を見ることができます。
NLPのディソシエイトです。
これで、自分の食生活が客観的にわかるわけです。
これは太るわ。と。
それで、太る原因はどこかというのが分かってくるので、減らしたり、同じものでもカロリーの低いものを選ぶとか、ノートに書くのが面倒だから食べるのやめようとか、いろいろと行動が変わってくるんです。
紙に書くだけでです。
私は、前田さんの人間関係改善の方法もレコーディングダイエットも客観視、第三者の視点で原因と解決策を探すという点で同じだなと思いました。
灯台下暗し。
自分の身に降りかかることは冷静になって考えられなくなるものです。
人間関係がこじれた? と思ったら、スグに前田さんの方法をためしてみるといいかもしれません。
ほんと、紙に書くと冷静になれて、原因と解決策が分かるものです。
《つづく》
著者/友松はじめ
クレド勉強会 友松はじめ
勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる
現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中