著者:清水健一郎
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クレドが「考えて動く」社員を育てる!
-一枚のカードで成果を上げる「奇跡の改革」

日本クレド(株)代表取締役
吉田 誠一郎

今回の著書は、「クレドが『考えて動く』社員を育てる!-一枚のカードで成果を上げる『奇跡の改革』です。
「なぜ、クレドが必要なのか?」(抜粋)
著者が多くの経営者とお会いし、その際、事業経営には初めに理念ありき、
と考えてらっしゃる経営者が本当に多いと思われたそうです。
しかし、そのほとんどの経営者の悩みが、
「理念はあるが、現場第一線の社員に、どう理解されているか、わからない」(抜粋)
というものが多かったそうで、著者もこの悩みの解決方法を考え始められたそうです。

そんな中、著者がリッツ大阪に訪れ、
リッツスタッフの素晴らしい仕事を体験されクレドと言うものがある事を知られたそうです。
余談ですが、嬉しいですね。
著者がクレドに出会われたその時、私はまだリッツに在籍していました。
もしかしたら、お会いしていたかもしれませんね。
これも余談ですが、当時リッツでは、
「お客様からクレドの事を聞かれたら、どしどしクレドカードをプレゼントしてください」と、
会社から言われていました。

その為、クレドカードを数枚携帯しているスタッフも珍しくなかったように思います。
なぜリッツがクレドカードをお客様にお渡ししていたかは、後ほどお話します。
どうぞ、読み続けてください。

話を戻しますと、多くの経営者の悩み(以下抜粋)
「理念はあるが、現場第一線の社員に、どう理解されているか、わからない」

この解決策はクレドなのです。著者の吉田氏も言っています。
コラム的に無責任かもしれませんが、百聞は一見に如かず。

現在、リッツ・カールトンは、私が在籍していた大阪だけでなく東京、沖縄、京都と日本に4つ存在します。

どのリッツでもかまいません。

どんなスタッフでもかまいません。
若くても年齢がいってそうでも、
フロントでもレストランでも、
サービススタッフでも、
時にコックコートを着た料理人も館内修理をしている大工も、
エンジニアも、
白衣をきた備品管理のスチュワートスタッフも、

館内をちょろちょろしています。
後半は、なかなか出会えない隠れキャラ的なスタッフですが、
出会ったら一度、声をかけて会社の経営理念を聞いてみてください必ず笑顔で答えてくれます。
さらに深く質問しても答えてくれます。

例えば、
「リッツが考える最高のパーソナルサービスとは、どのようなものですか?」

さらに深く「では、そのサービスを最近、いつ実践されましたか?」

さらに深く「あなたの後輩や部下にはどうやって教えていますか?実践させていますか?それで、お客様に満足されていますか?」
まるで、リッツの経営者が話しているかのように答えてくれます。

これこそが、クレドの力なのです。

 

 

著者/清水健一郎

清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。

リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。

2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。

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