著者:清水健一郎
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クレドが「考えて動く」社員を育てる!- 一枚のカードで成果を上げる「奇跡の改革」

日本クレド(株)代表取締役 吉田 誠一郎

 

今回の著書は、

「クレドが『考えて動く』社員を育てる!-一枚のカードで成果を上げる『奇跡の改革』です。

 

クレドカードの作成と完成

第3章 会社に“情熱”を取り戻すクレドの作り方

クレドカードの作成と完成

 

さぁ、いよいよカード化について語られておられます。

著者の吉田氏がクライアントにいつもお願いされている事があるそうなので、

ご紹介させていただきます。(以下抜粋)

防水性と耐久性のあるマットコート系の紙で、

ビニールコーティングをしたカードにして欲しいということです。

 

ちなみにリッツのクレドカードもビニールコーティングされ、

防水性と耐久性に優れた素材で作られ、少しお金がかかっている感じがしていました。

 

さまざまな理由はありましたが、もっとも重要な理由は、お客様が

クレドカードを見せて欲しい。」

クレドカードを購入したい。」

と言われる方が大変多かった事が一番だったと思います。

 

リッツ大阪開業から1~2年は、もちろんそのような要望をお客様からいただく事はありませんでしたが、

リッツの評価が上がるにつれ、クレドカードに興味を持たれる方が増えていきました。

 

もちろん同業者のホテル業だけでなくサービス業の枠を超え、

医療業界の方や製造業の方々までも

「リッツに来たのだから、一目有名なクレドカードを見てみたい。購入できるのであれば、購入したい。」

と、スタッフにクレドカードについて声を頂きました。

 

もちろん、クレドカードを販売するような事はせずに、

クレドカードに興味を持たれたお客様には、スタッフが進んでプレゼントしていました。

おかげで、益々、リッツの知名度、好感度、理解度は上がったのです。

 

リッツからすれば、クレドカードこそ最強の広告チラシだったのです。

 

私も経験したのですが、リッツを退社して地元のホテルに派遣社員として勤務した際、

一人の若いホテリエが、自慢げにリッツのクレドカードを他のスタッフに見せていた事がありました。

私がリッツ・カールトンのスタッフだった事を伝えると、質問攻めにあった事を覚えています。

 

著者の吉田氏も(以下抜粋)

すぐに傷んでしまうコピー用紙のようなものではいけません。

携帯するのがうれしくなり、友人に見せたくなるくらい素敵なものをつくって欲しいのです。

 

自社のクレドカードが世に広まる。と言う事は、

それだけ知名度、好感度、世の中での理解度は高くなっていくのです。

 

 

著者/清水健一郎

清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。

リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。

2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。

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