ビジョンを実現させるための行動指針こそがクレド – クレドを導入してクレドが浸透した際のイメージを持とう
クレドが「考えて動く」社員を育てる!- 一枚のカードで成果を上げる「奇跡の改革」
日本クレド(株)代表取締役 吉田 誠一郎
今回の著書は、
「クレドが『考えて動く』社員を育てる!-一枚のカードで成果を上げる『奇跡の改革』です。
クレドを導入してクレドが浸透した際のイメージを持とう
第3章 会社に“情熱”を取り戻すクレドの作り方
第3ステップ
憲章の確認
②ビジョン
続いて吉田氏がクレド作りのゴール設定と、その道筋を明確に示す事でご紹介されているのはビジョンです。
クレドが出来上がり浸透した時、会社はどのような会社になっており、どのような結果をもたらせているのか?
これを明確にする事が、クレド作りのゴール設定を明確にすることであると私も考えています。
クレドが浸透していたリッツに、在籍していた私からすと、
クレド通りの会社でありスタッフが働いていたと確信を持っています。
ですから、クレドの文章を作ると言うよりも、
どのような会社にし、どのようなスタッフを育てたいのかをイメージする事が先です。
たまに格好の良いクレドを作ろうと、言葉を先に考えられる方がおられますが、
格好の良いクレドは作れても浸透も機能もしない事がほとんどです。
必ず中身、クレドが浸透した際のイメージが大切なのです。
そのイメージこそが、会社のビジョンになります。
ビジョンを実現させるための行動指針こそが、クレドである限り、
ビジョンがあって、初めてクレド作りがスタートさせることができるのです。
著者/清水健一郎
清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。
リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。
2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。