著者:友松はじめ
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クレドは下から作るもの。

クレドを研究している友松です。
今、伝説のホテルマンが説くIT企業のホスピタリティ戦略を読んで感じたことをコラムにしています。

クレドというと特別なもののようにイメージする人もいるかもしれませんが、経営理念のようなものと言えますよね。
パナソニックやソニーも経営者が作った経営理念を浸透させて企業文化を作ったし、海外に進出しても現地の社員たちに経営理念を説いて浸透させて『らしさ』を作っていったとこの本にも書かれています。

クレドというとマニュアルと思う方もいますよね。
でもマニュアルは上からのお達しで、クレドは行動の根底にもつべき精神だと書かれていました。

なるほど。
わかりやすい。

経営理念は経営者の心を表したもので、社員へ伝えたいことそのものとのことで、素晴らしいのだけどパナソニックやソニーのように企業文化として社員に浸透すればいいのだけれど、多くの企業では経営理念は『お題目』になってますよね。

「うちの経営理念…? なんだっけ?」

って会社も多いハズ。
だからこそクレドが行動の根底にもつべき精神なら、下から作るものだと考えるのは自然なことかなと思います。
もちろん上の人も参加必須だし、ディスカッションすることでお互いにいいものができますよね。

本を読み進めていくと、林田さんがやっていたホスピタリティ研修の効果が書かれていました。
約半年の研修で、社員さんたちは見違えるように成長したそうです。
ただ、アイエスエフネットさんは一人ひとり、クライアント企業へ派遣させるため、ホスピタリティ研修を受けても、習ったことを活かしにくい環境にあるので、なかなか実践できないと悩んでいる人もいたようです。

でも、思い切って研修でならったことを実践し始めると、最初は派遣先の人たちをびっくりさせたようですが、今では自然にできるようになったと書かれていました。
何か新しいことをしようとするときどういうわけか『恥ずかしい』という気持ちが出てくることがあります。

『小さなプライド』とも表現できますが、これが自分の成長を大きく妨げている原因のひとつになっていたりします。
NLPの研修を受けていたときも、成長出来る人はワークの実践のときに、完全になりきる、もしくはなりきろうとする人に結果がついてきていました。

『恥ずかしいという気持ち』と『なりきるという気持ち』は紙一重だと感じます。
『なりきる』ことで脳が『なりきった』と勘違いして、成長が早くなるんだと私は思います。
モデリングというNLPのテクノロジーに通じるところです。

クレドを作って、そのあとは『なりきる』。
『なりきる』ためには、やっぱり上からの押しつけのクレドではなく、みんなで作ったクレドの方がいいし、効果も期待できますよね。

 
《つづく》

 

《参考文献》伝説のホテルマンが説く IT企業のホスピタリティ戦略 / 林田正光(著)

 

記事/友松はじめ

クレド勉強会 友松はじめ

勤務していた食品通信販売会社の業務に関連するセールスマーケティング書籍の他、心理学、自己啓発、加速学習等、あらゆるジャンルの本を1 日1~2 冊のペースで読むようになり、3,000 冊以上を読破。
本から得た情報を担当していたインターネット通販に活かし、売上げを月商数万円のレベルから月商1,000 万以上、年商1億のサイトに育てる

現在は、自身の経験を基にしたビジネス読書法講師、読書法を使った読書会ファシリテーターとして、活動中

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