著者:清水健一郎
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最もよく人を幸福にする人が最もよく幸福となる

今回のコラムは、2018年7月に講演依頼をいただいた、

ある製造業の企業様の講演でお話しさせていただいた内容を

コラムにさせていただいています。

 

今回で最後、7回目のコラムです。

最もよく人を幸福にする人が最もよく幸福となる

そろそろこの講演コラムも終わりに近づいてきました。

 

ホスピタリティを持ったコミュニケーションについて、

アイスブレイクを使って皆様一緒に体験していただきました。

 

同じ会社の方々ですが、支社や部署が違っていて

お互いに初めてお会いする方々もいらっしゃると伺っています。

 

アイスブレイクを行っている最中、

ご自分がお話ししているときの感覚、そして他の方が

お話ししているのを聞いているときの感覚は、

今までのコミュニケーションとどんな違いがあったでしょうか?

 

皆様、本当に初めてお会いした方?と疑ってしまうくらい、

笑顔や笑いがあふれていました。

 

その感覚を忘れないでいただき、

そして明日からのお仕事に活かして

いただけたら私はとてもうれしいです。

 

この講演の後、

懇親会があると聞きましたが、

今まで以上に盛り上がる懇親会になるかもしれませんね。

 

 

では、今回の講演の最後に、

参加していただいた皆様にご紹介した言葉があります。

 

 

「最もよく人を幸福にする人が最もよく幸福となる。」

立石一真氏 オムロン創業者

 

 

何年、何百年、何千年たっても

人類が存在する限り通用する原理原則だと私は思います。

そしてホスピタリティあふれた言葉だと思います。

 

周りの人、ひとりひとりを幸福にする、親切にすること。

これも、ホスピタリティをもったコミュニケーションと同じように

小さな事から、簡単なところからコツコツと出来ます。

 

立石一真氏の言葉通り、

小さな幸せを人に与えると、小さな幸せが帰ってきます。

 

わかりやすい身近なところでは、

たとえばインスタグラムで「いいね」が欲しなと思えば、

周りの人に「いいね」をすればいい。

 

10人に「いいね」をすれば、

一人は「いいね」が返ってきます。

ほんとうに、小さな事から、

簡単なところからコツコツとやっていくだけです。

 

まとめ

それでは、最後にこのお話しを。

 

クリスマスの日、

世界中の子供達にプレゼントを配る

サンタクロースのお話しです。

 

クリスマスで

一番幸せになっている人は

誰でしょうか・・・?

 

プレゼントをもらった子供達でしょうか?

それとも、

ササンタクロースと子供達の

プレゼントを運んだトナカイでしょうか?

 

 

いいえ。

クリスマスで一番幸せになっている人は・・・そう、

子供達にプレゼントを配るサンタクロース自身です。

 

世界中の子供達から、

笑顔と感謝をもらえるサンタクロースの人生は、

なんて素晴らしい人生でしょうか!

 

サンタクロースは、

まさに世界ナンバーワンの幸せ者だと私は思います。

 

ホスピタリティをもったコミュニケーションをこれから、

ぜひ職場で、仕事で、上司、同僚、部下、

そしてお取引先の方やお客様にお届けしてください。

 

ありがとうございました。

 

 

著者/清水健一郎

清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。

リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。

2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。

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