王様とアイドルと社長の共通する『ホスピタリティのあるコミュニケーション』はコレ／クレドサクセス実践ブログ
今回のコラムは、私のクレド本がご縁でご依頼をいただいた、
ある企業様（製造業）の2018年7月の講演について
コラムを書かせていただいています。
今回で7回目になります。
王様とアイドルと社長の共通する『ホスピタリティのあるコミュニケーション』はこれです
今回の講演、そして、講演コラムでは、
皆さまにホスピタリティの持つ力、重要性をよく理解して
いただけたのではないかと思います。
クレド導入はおすすめしていますが、
同じように大切なのもホスピタリティです。
ホスピタリティが職場に浸透していけば、
クレドの導入もよりスムーズに進むはずです。
私の開発したクレド導入マニュアルを手にしていただき、
ステップ１から順に進めていただければ、
自然とホスピタリティを持ったコミュニケーションが
できるようになっていきます。
習得の早さというか、個人差はあるでしょうけれど、
少なくともホスピタリティを理解して、
会社内でのコミュニケーション、取引先とのコミュニケーション、
そしてお客様とのコミュニケーションを行おうと努力や工夫をはじめていきます。
そして、各々のスタッフの努力が無駄にならないように、
そして努力を賞賛し、さらにのばしていくために
必要な場が、ラインナップです。
このラインナップの導入方法も、
クレド導入マニュアルのステップ３から紹介しています。
リッツ・カールトンで実際に体験して学んだ者でしか
伝えることができない内容を盛り込んで、
お読みいただく方の職場に導入できるよう書かせていただいています。
もし、少しでもご興味がありましたら、
ぜひクレド導入マニュアルを入手してみてください。
ですから、マニュアルを読んでいただければ、
会社、職場、家族、友人達との間で、
「ホスピタリティ」を持ったコミュニケーションを
交わし合う方法を導入できる自信が湧いてくると思います。
それでは最後にもう一つ私の話を聞いてください。
それは、王様と民衆の話です。
映画の中で、王様を一目見ようと民衆が集まるシーンがあります。
そして民衆は、王様を身近に見る事ができると嬉しくなって喜びます。
アイドルとファンの関係もそうですね。
コンサートや握手会などで身近にアイドルを
見る事ができたファンも同じように喜びます。
そして実は、民衆もファンも、
王様やアイドルを見るよりも嬉しい事があります。
それは、王様に自分を見てもらえる事。
アイドルに見てもらう事なのです。
王様やアイドルに見てもらって、
そして声をかけてもらえたら、その人たちは
嬉しくてたまらなくなるのではないでしょうか？
私の知り合いは、映画の試写会の舞台挨拶で
ファンだった俳優と目が合っただけで大喜びしていました。
まとめ
話を職場にもどしますが、
王様やアイドルを社長に置き換えてみましょう。
社員は社長の話を聞きたいのではなく、
実は社長に自分の話を聞いてもらいたいのです。
社長とコミュニケーションがとりたいのです。
社長が話をする、社長の話を聞くよりも、
社長が親身になって社員ひとりひとりの話を
聞いてくれると社員は嬉しいはずです。
もし、あなたが経営者でまだ、
会話の機会を持ったことがない社員がいるのであれば、
ぜひ社長自ら声をかけに行ってみてはいかがでしょうか？
それだけでも、
社内の空気や環境が変わり始めるのではないでしょうか？
もし、声をかける時の方法が分からないという場合も、
クレド導入マニュアルのステップ２を見ていただければ
具体的に２つの方法をお伝えしています。
簡単な方法ですが実際に
私がリッツで体験して効果を確認している方法です。
職場の人間関係、職場の空気が前向きに変わりますよ。
次号につづく
著者／清水健一郎
清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。
リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。
２０１３年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の２万５千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。
