なぜホスピタリティが無いと社員が働かないのか? / クレドサクセス実践ブログ
今回のコラムは、2018年7月に講演依頼をいただいたある企業様(製造業)の講演についてコラムを書かせていただきます。
前回のコラムで、ホスピタリティの持つ力のすごさをご紹介させていただき、正直、私達の日常から離れていたので、ピン!と来ない方もおられたのでは?
と、思います。
講演に参加しておられた社員・従業員の方たちもホスピタリティの持つ力に気づきを得た方もいたようです。
私はクレドを導入することを強くお勧めしています。
しかし、なぜ今回「ホスピタリティ」のお話をさせていただこうかと思ったのか・・・
いい方法でも結果がでないのは?
私が経営している飲食店で、日頃から様々な悩み相談をお客様から受けます。
相手は、多くの従業員を抱える会社の経営者、部下を抱える管理職の方、子育てしている親御さん、アルバイトリーダー、サークルや部活の部長、彼女、彼氏・・・
と、様々ですが、実は皆さん、同じ悩みなのです。
私は会社の社長や管理職の方々に、ホスピタリティをふまえたサービス向上の方法をお伝えする事あり、いつも喜んでいただけます。
そして、さっそく導入されるのですが成果がでないのです。
近くの大学の部活、サークルの部長達が、チームを良くする方法を聞きに私のところに来ます。
「リッツ・カールトンではどうやってチーム作りをしていましたか?」と質問を受けますので、部員のモチベーションを上げてチームを盛り上げる方法を彼らに伝えます。
しかし、結果が出ないのです。
それだけでなく、付き合っている彼氏の相談、彼女の相談、家族、子どもの相談などなど。
「こうすれば?」というアイデアを伝えて、本人は「それ、いいですね。」と、喜んでもらえたとしても、いざ皆さんがその方法を実践しても成果がでないのです。
つまり、私に相談に来られる方々に喜んでいただけるノウハウをお話させていただいても、まったく向上しないのです。
成果が出ないのです。
従業員・アルバイトが働かない。彼氏・彼女・子どもが言うことを聞かないのは?
私に相談しに来られる皆さん
多くの従業員を抱える会社の経営者、部下を抱える管理職の方、子育てしている親御さん、アルバイトリーダー、サークルや部活の部長、彼女、彼氏・・・などなど
- 「もっと、素晴らしい職場にしようとしてがんばっているのに社員・従業員が乗ってきてくれない。」
- 「社員が働かない。」
- 「部下が言うことを聞かない。」
- 「モチベーションが低い」
- 「彼氏が、彼女が、子どもが私の言う事きいてくれない。」
相手の事を思ってやっているのに・・
会社、社員・従業員、職場、部下の事、チームの事を思っているのに・・・
しかし、会社の社員は、「どうせまた社長が、本や誰かに教えてもらった事を職場で実践しようとしている。変わるわけないのに。もう働きたくない。」と自らモチベーションを低くしてしまう。
部活、サークルのメンバーは、「また部長がめんどくさい事を言ってる。なんで、俺たちにまで付き合わせるんだろう。」
彼氏、彼女、子ども達も同じ様に考えていると思いませんか?
つまり、会社、職場、家族などなど、結局、場所と環境、置かれている立場が違うだけで同じ悩みなのです。
そして、この悩みを解決しなければ、どんなに良いノウハウを学んで、実践しようと思っても、成果が出ないのです。
しかし、これは今言ったように同じ悩みなので、同じ方法で全て解決できるのです。
そう、それが「ホスピタリティ」なのです。
- 「もっと、素晴らしい職場にしようとしてがんばっているのに社員・従業員が乗ってきてくれない。」
- 「社員が働かない。」
- 「部下が言うことを聞かない。」
- 「モチベーションが低い」
- 「彼氏が、彼女が、子どもが私の言う事きいてくれない。」
他にも悩みがあると思いますが、ホスピタリティを身に着ければ解決できるのです。
では、次回でもう少し深くご説明させていただくことにしたいと思います。
次号につづく
著者/清水健一郎
清水健一郎 ザ・リッツ・カールトン日本進出第一号ホテル、
ザ・リッツ・カールトン大阪のオープニングスタッフとして入社。身をもってクレドを実践する。
リッツ卒業後、数社のホテル、小規模飲食店をクレドによって立て直し、クレドがリッツ以外で経営に役立つことを証明する。
その後、オーナーサービスマンとして飲食店を開業。自ら経営者となる。
2013年に、これまでの経験を活かし出版した書籍が、ビジネス書では異例の2万5千部の販売を記録するヒットに。
失敗しない、小予算でできるクレド導入法を開発し、クレド導入を考える経営者や管理職の方へ無料レポートやクレド導入マニュアルを提供している。