目的別の本の読み方をご紹介
読書会ファシリテーターの友松です。
今回は目的別の本の読み方をご紹介したいと思います。
目的別はこの3つです。
1.本の概要を知りたい
2.知りたい箇所を掘りさげて読みたい
3.小説、時系列の本を早く読みたい
本の概要を知りたい
書店や通販で読みたい本を買うのはいいのですが、気がついたら自宅や職場の机に本が山積みになっているなんてことはないでしょうか?
時間をかけて読む余裕が無い場合は、この読み方をおすすめします。
その読み方とは、本の『まえがき』『あとがき』『目次』『著者プロフィール』を読むだけです。
使う時間は10分ほどです。かかっても15分くらいでしょう。
読み終わったら、読んだ本の概要を整理します。
それで1冊終了です。
もちろん、読んでいませんから、時間を作って読んでいただきたいのですが、まったく読まずに積んでおくだけよりもはるかにいいです。
概要が分かっていたら、読む順番も決めやすいからですね。
それに、概要が分かっているので気分的にも罪悪感が薄れます。(笑)
知りたい箇所を掘りさげて読みたい
本の『まえがき』『あとがき』『目次』『著者プロフィール』を読みます。
そして、この本から何を知りたいかをいったん考えます。
浮かんできたものを本を読む目的に設定します。
もし、買った時に読みたい理由があればそれを目的にしてもOKです。
必ず、本文を読む前に『読む目的』を決めてから、本文を読み始めてください。
そして、目的を探すように読み進めていきます。
目的を探すためなので、目的に合わない内容だと感じたら容赦なく読むのをやめて次の文章へ移ってください。
そうやって設定した目的と違う情報は読み飛ばしながら読んでいき、必要な情報を探したら、メモを取って読みましょう。
1冊読み終えたら、残したメモを見ながら内容をまとめて1冊終了です。
得られた情報は人に話したり、SNSで発表したり、仕事に使ってみることでアウトプットになりますよ。
小説、時系列の本を早く読みたい
小説や時系列の本の読み方ですが、先程説明した読み方だと読んでない箇所が出てきます。
小説や時系列の本は読み飛ばしながら読むと内容がわからなくなってしまいますので、通読しなくてはいけません。通読とは本の最初から最後まで読んでいく読み方です。
ただし、読み方としては、人差し指やペンを文章に添えて、指を文章の上から下へと動かしながら、指先やペン先に目線を合わせて読んでいきます。
指先に目を集中して、指の動きに合わせて読んでいきます。
ですから、もし早く読みたいと思った場合は、カンタンですが指を早く動かせば早く読めるようになります。
指を添えずに読むよりも、指を添えて読んだほうが、早く読めます。
理由はカンタンで、目はちゃんと一箇所を見ているようで、実は色んな所に目線が移動しています。
それを指先やペン先に目線を固定することで、余計な目の動きが無くなり、早く読めるというわけです。
この読み方だと、普通は小説を読むのに時間がかかるものですが、指またはペンを添えて読む読み方をするといつもより短い時間で本を読み終えることが可能になります。
読む本、目的によって本の読み方を変えることをおすすめします。
1と2は自己啓発やビジネス書などに適している読み方、
今お話した読み方は、小説や時系列物の本の読み方に適しています。
本の読み方には人それぞれに独自の方法をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、もしそうでなければ、私が講座や読書会でお伝えしている読み方ではありますが、良さそう、合いそうと思ってもらえたら、参考にしてみてください。
私が主催している読書会では、読んでない本を持ち寄って、その場で読んで発表してもらうタイプの読書会となります。
WEBや福岡で開催していて、本の情報処理が早く出来るような訓練もかねています。
そこだけを聞くと敷居が高そうな印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、ほんと気軽にやっていますので大丈夫です。
みなさん読めるようになってますよ。
よかったら参加を検討してみてくださいね。
《おわり》
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